
今話の名セリフ:「響かせまショウ! この街に、かのんさんの素晴らしい歌声を!」(唐可可)
「ラブライブ!スーパースター!!」第2話「スクールアイドル禁止!?」の感想です。
~ オープニング前 ~
昨日とうって変わって、気分良く登校するかのん。昨日人前で歌えて、すごく嬉しく感じています。

「スクールアイドル・・・。ここでなら私も歌えるんだ!」

ここで、オープニング。タイトルは「START!! True dreams」。メインキャラ5人が歌い手です。
国立競技場を思わせる場所で歌っているのが大きなポイントでしょうか。国立競技場のある代々木は、今作の舞台に近いですので、良い場所を選んだな、と思います。
衣装についても、すみれ、恋と、他3人で対称ではあるものの、統一感があって、チーム一体という印象がかなり強いですね。本編でも、チーム結成後には、オープニングのようなチーム一体感を強く感じさせるライブシーンを見せてくれるだろうと、かなり楽しみにしています。
~ Aパート ~
「ああー・・・。ダメだったデス・・・。」
「何、どうしたの?」


「部活申請書・・・。提出したの!?」
「スクールアイドルは、やはりこの学校には必要ないと、葉月さんが・・・。」

部活については、恋を中心とした生徒会が管理しているようで、そこで認められないと部活ができないようです。
その後、かのんも、スクールアイドル部を認めてくれるよう、恋の元に行きましたが、認めてくれません。
「スクールアイドルにも音楽といえる要素があります。」
「それが?」

「分からないのですか? 音楽科があるこの結ヶ丘は、少なくとも音楽に関しては、どんな活動であっても他の学校より秀でていないと、この学校の価値が下がってしまいます。」

「つまり、レベルの高いものでないとダメって事?」
「それなら大丈夫デス! 可可とかのんさんなら・・・。」

「本当にそう言えますか? スクールアイドルは、今や多くの学校で活動が行われています。その状況の中で、あなたたちが、この結ヶ丘の代表として恥ずかしくない成績をあげられますか?」

「やってもないのに、そこまで・・・。」
「もう一度言います。音楽に関しては、どんな活動であっても他の学校より秀でていないと、この学校の価値が下がってしまうのです。」

「音楽活動に関しては、他校に劣る訳にはいかない。どうしてもやりたいのであれば、他の学校に行く事ですね。」

「そんな・・・。」
「かのんさん、行きまショウ。」

「あのコンチクショウ、許すまじ・・・。」

ちょっ、その左手に持ってるもの、何!? しかも、「コンチクショウ」って単語、どこで憶えたよ!? 無性に気になります。(笑)
「かのんさんも書いてくだサイ!」
「これは・・・。」
「退学届デス!」
「ええ!?」

「退学!?」
「2日目にして!?」
「そりゃこうなるよ!」

「こんな学校にいてもしょうがありまセン! 2人で別の学校に行って、スクールアイドルを始めまショウ!」
「いやいや、無理でしょ・・・。」
「大丈夫! 編入試験で他の学校に行く事もできマス! 家はどこら辺デスか?」
「ここです・・・。」
「そうデシタ。では、ここら辺の学校で・・・。」

「家はどこら辺デスか?」→「ここです」の流れに草。良い感じにボケとツッコミが安定してますね、この2人。(笑)
「待って待って! 気持ちは分かるけど、さすがに、それは親も許してくれないよ・・・。」

「お姉ちゃん・・・。」
「学校やめたいの?」
「やめない! 大丈夫!」

「ああ・・・、どうしてこうなるデスか!?」
「ごめんね・・・。私に任せてなんて言っておきながら・・・。」

「違いマス! かのんさんは優しいデス! とっても優しい! この学校に来なければ、かのんさんとも出会えていませんデシタ! だから、どうしても私は、かのんさんとスクールアイドルを始めタイ!」

「ありがとう・・・。」
「こちらこそデス!」

しかし、スクールアイドルの事を良く思わない人が多いのは事実。それでも、可可は、スクールアイドルはとても素晴らしいものだと思っています。
それは、かのんも同じ。可可と比べると、知っている事は少ないですが、スクールアイドル部を結ヶ丘に設立できるよう頑張ります。
その後、可可と入れ替わりに、千砂都が、かのんの家に。
「ういっすー! マンマルー!」

「わー・・・。キミは、やっぱり完璧な丸だねえ・・・。」

マンマルが怯えてんぞ。過去に千砂都に何かされたんでしょうか。っていうか、完璧な丸なら、カービィの右に出るものがいないと思うのですが、どうなんでしょう?(笑)
「どう? 恋って子の弱点見つかった?」
「もー! 来たばっかなのに!」
「ごめん! 何でもいいんだよ? 恋って子が敵対してるグループとか、実はお化けが大の苦手だとか! とにかく私達が有利になるあの子の弱点を・・・。」

「弱点は、一言で言うと・・・。」
「一言で言うと・・・?」


「弱点は・・・。」
「弱点は・・・?」


「弱点は・・・。」
「弱点は・・・?」


「ないYO!」

そうだと思ったよ。つーか、タメ長ぇ。ギャグの雰囲気をよく理解していて何よりです。(笑)
音楽家の生徒達に聞いたところ、恋は、頭が良く、運動神経も優れていて、リーダーシップもあり、多くの生徒から頼りにされています。
また、恋の母親は、理事長と知り合い。となると、恋の意見をひっくり返すのは相当難しそうです。
千砂都は、他の部で活動して、機を見てスクールアイドルを始めたらどうかと提案しますが、それだと、恋の好きなようにされてしまうという事から却下。それに、他の部にも失礼です。
「それに私、本気でちょっとスクールアイドルに興味があるの・・・。」

「かのんちゃん・・・。」
「今、何て・・・。」
「お姉ちゃんが・・・、アイドル!?」

「我々に自由を! 自由に部活動ができないなんて間違ってマス!」

「部活動は常に皆に平等であるべきデス! そう思いますよね? さあ、皆さん! 共に戦おうではありマセンか!」

ええ・・・。何だ、こりゃ・・・。制作費やら制作時間やら気になるし、「付き合わされてるかのんも大変だな・・・」と言いたくもなるし、思う事があり過ぎて困るなあ。(笑)
「うう・・・。こういう事じゃないと思う・・・。」

「かのんさん、私の作戦上手くいってますよね?」
「そうだね・・・。」

「そうだね」が棒読み気味になってるの草。どう考えても上手くいく訳ないでしょ、漫画じゃあるまいし。(漫画じゃなくてもアニメですが(笑))
その後、千砂都の呼び声が。理事長からお呼びがかかったようです。
理事長は事の顛末を知り、普通科の生徒のレベルがどうあれ、音楽に興味を持つのを止める権限はないと、スクールアイドルの活動を禁止しない事にしました。
しかし、音楽は、結ヶ丘の大きな誇りであり、すぐに部の設立は認めません。そこで、課題が出されました。
それは、この近くのスクールアイドルが集まって行われるフェス「代々木スクールアイドルフェス」で1位になる事です。
曲の方はどうにかなるものの、ダンスや振り付けについては全然。そこで、ダンスの上手い千砂都に、ダンスを教えてほしいとお願いし、千砂都は承諾しました。
「良かったら千砂都さんもスクールアイドル一緒にやりマセンか?」

「私!?」
「はい! ぜひ!」

「可可ちゃん、それは無理。ちぃちゃんは音楽科。これ以上無茶は言えないよ・・・。」
「そうデスか・・・。」

という事で、しばらくして、ダンスの練習がスタート。
まずは、かのんと可可の実力を見るために、ステップを始めますが・・・、

「ああ・・・。」
「あれ?」
「可可ちゃん?」

「一つ言い忘れてマシタ・・・。可可、運動苦手デス・・・。」

「パタリ・・・。」

「可可ちゃん?」
『ウソでしょ!?』

~ Bパート ~

「わあ! 美味しそー!」


「場所が悪いみたいね・・・。」

不自然さが出過ちゃったのが良くなかったんじゃないかな。それにしても、このギャラクシーさん、やっぱりギャグレベル高いよなあ。(だから名前で呼んでやれよ(笑))
「キャー! サニパ!」
「カッコいいでしょ!」
「サニパ?」

同じ頃・・・、

「今日はこのぐらいにしておいてやるデス・・・。ぐ、ぐるちぃ・・・。」
「まさかの・・・。」
「体力ゼロ・・・。」
「パタリ!」

「もー、全然駄目じゃん! 何でそれでアイドルやろうと思ったの!?」
「気持ちデス! スクールアイドルに一番大切なものは気持ちデスので!」
「なるほど・・・。」

「ちなみに、リズムゲームでは完璧なダンスコンボを繰り出せマスよ! ア、ソレ! シャンシャンシャン!」

「それは意味ない・・・。」
「でも、リズム感はあるって事だね!」
「ポジティブ!」
「シャンシャンシャン!」

「でも、ちょっとしか時間ないんだよ? あっという間だよ?」

その後、夕方まで体力作りは続き、この日の練習は終了。
この後は曲作りもやらなければいけませんが、それは、可可がノートに書き溜めた歌詞があります。


「うわー、素敵! 私、これすごく良いと思う!」
「本当デスか!?」

「うん! 可可ちゃんからもらった言葉、大事にして曲を作ってみるね!」

「諦めないキモチ・・・。」

その夜・・・、
「何? 宿題? ・・・な訳ないか。」
「宿題だよ。友達から出された。」

「お父さんの部屋に中国語の辞書あるよね?」
「そりゃあるでしょ! 翻訳家なんだから!」

「お父さん!」


「すごい・・・。」
「かのんがあんなに夢中になって・・・。」
「ところで中国語の授業って高校にあるの?」
「さあ?」

お二人さん、どんだけかのんの事が心配なのよ。早く寝て下さい。(笑)
っていうか、お父さん、横顔しか映ってねぇ! セリフもねぇ! まあ、「ラブライブ!」シリーズじゃ、野郎の扱いはこれが普通ですので、しょうがないね!(笑)
翌日以降も、フェスに向けて、練習を頑張ります。
















「諦めないキモチ!」


「できた・・・。」

「できた! できた! できた! できたー!」


「可可ちゃん・・・。」


「かのんさん!」
「一緒に走ろう!」
「はい!」



「私ね、音楽科の受験に失敗した時に何もかも終わったって思った・・・。」

「卒業式があって、春休みがあって、高校の入学式があっても、ずっと終わったって思ってた。このまま終わりが続くんだなって思ってた・・・。」

「でも・・・。」
「やっと始まった!」

「次の私が・・・。」
「始まった!」


「綺麗デスね・・・。」
「うん・・・。」

「そうだ! さっき、曲完成したんだ!」

「わあ! 聴きたいデス!」
「人がいるから、ここじゃ恥ずかしいよ・・・。後でデータ送るね!」

「歌ってくれマセンか?」
「え?」
「ここで歌ってくれマセンか? 可可、かのんさんの歌っているところが見たい! かのんさんの歌が聴きたいデス!」
「可可ちゃん・・・。」

「歌えるかな?」
「響かせまショウ! この街に、かのんさんの素晴らしい歌声を!」



今回は、これで終了です。
エンディングのタイトルは「未来は風のように」。
歌い手は、本来はメインキャラ5人が担当していますが、今話は、かのんだけ。話の内容によって、歌い手が変わるんでしょうかね。
前半は、メンバー単独で映っているシーンばかりで、可愛い表情が目立ち、見応えがありました。後半は、季節の変化とともに、画面内に映るメンバーが1人ずつ増えていくところが見所だと感じました。本編でのチーム加入順という予想もありますが、果たして?
【まとめ】
今回は第2話。スクールアイドルフェスで優勝しなければスクールアイドル部の設立は認められないと、2話目にしてはハードルの高い課題が与えられましたが、それでも、できないと簡単に諦めず、どうにかして1位を勝ち取りたいと、Bパートでは作曲や練習にがむしゃらになる姿が「ラブライブ!」シリーズらしくて良いな、と感動しました。
一つの目標に向けて必死なBパートとは対照的に、Aパートでは、可可や千砂都を中心としたギャグ多めの展開だったと思います。かのんはツッコミだらけで大変だったな、と同情したくなりますね。(笑)
千砂都は、かのんの家に行くまでのラップだったり、「ないYO!」だったりと、やはり、陽気なムードメーカーのように見えますね。主人公と幼なじみという点では、「サンシャイン」の曜っぽく感じます。
また、スクールアイドルをやってみないかと可可に聞かれたものの、かのんからこれ以上無茶は言えないと言われて、複雑な表情をしていたのも見逃せないところ。あの表情を見た感じでは、スクールアイドルをやりたいのは間違いないでしょうね。
ダンス指導にとどまらず、スクールアイドルフェスにも参加してほしいと期待しているのですが、一体どうなるのか? 次回の千砂都の行動に目が離せませんね。
可可は、退学届、署名活動、実は運動が苦手と、大いに笑っちゃいました。「あのコンチクショウ、許すまじ・・・」とか「ぐるちぃ・・・」とか「パタリ!」といったセリフも、笑いに拍車をかけてたと思います。
とはいえ、スクールアイドルをやるために他の高校に編入しようと考えたり、異様に目立つ署名活動を行ったりするあたりは、行動派なんだろうな、と感心しました。考えてみれば、スクールアイドルをやりたいために、15歳という若さで単身日本に来たのですから、その行動力は見事なものですよね。
運動が苦手なのにスクールアイドルをやろうというのも、無茶無謀のように感じる一方で、そういったハンデを抱えても、スクールアイドルの素晴らしさを伝えたい熱意があるように思いますね。何をきっかけにスクールアイドルをやりたいと思ったのかは、すごく気になるところで、後の回で明かしてほしいな、と楽しみにしています。
あと、すみれは、スクールアイドル参加フラグが立った感じでしょうか。
Bパート初めに近くの女子が言っていた「サニパ」が、きっかけになりそうですね。サニパは、初回からちょくちょく画面に映っている2人組のスクールアイドルチームで、略称でしょう。
これに、すみれが対抗意識を感じて、かのんと可可のスクールアイドルチーム加入の流れになるんじゃないかと思いますね。あの2人組は、代々木スクールアイドルフェスで、かのん達の強力な相手として立ちはだかりそうな気がしますが、果たして?
という事で、代々木スクールアイドルフェスに向けて、やるべき事はほぼやって、次回は本番でしょうか。
3話といえば、「ラブライブ!」「サンシャイン」では、今後のスクールアイドル活動を占う重要局面を迎えていました。となれば、今作も、そうなりそうな気がしますが、一体どうなるのか?
かのん達の努力が良い方向に進んでくれると信じて、次回の視聴に臨みたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!スーパースター!!」第2話「スクールアイドル禁止!?」の感想です。
~ オープニング前 ~
昨日とうって変わって、気分良く登校するかのん。昨日人前で歌えて、すごく嬉しく感じています。

「スクールアイドル・・・。ここでなら私も歌えるんだ!」


ここで、オープニング。タイトルは「START!! True dreams」。メインキャラ5人が歌い手です。
国立競技場を思わせる場所で歌っているのが大きなポイントでしょうか。国立競技場のある代々木は、今作の舞台に近いですので、良い場所を選んだな、と思います。
衣装についても、すみれ、恋と、他3人で対称ではあるものの、統一感があって、チーム一体という印象がかなり強いですね。本編でも、チーム結成後には、オープニングのようなチーム一体感を強く感じさせるライブシーンを見せてくれるだろうと、かなり楽しみにしています。
~ Aパート ~
「ああー・・・。ダメだったデス・・・。」
「何、どうしたの?」



「部活申請書・・・。提出したの!?」
「スクールアイドルは、やはりこの学校には必要ないと、葉月さんが・・・。」


部活については、恋を中心とした生徒会が管理しているようで、そこで認められないと部活ができないようです。
その後、かのんも、スクールアイドル部を認めてくれるよう、恋の元に行きましたが、認めてくれません。
「スクールアイドルにも音楽といえる要素があります。」
「それが?」

「分からないのですか? 音楽科があるこの結ヶ丘は、少なくとも音楽に関しては、どんな活動であっても他の学校より秀でていないと、この学校の価値が下がってしまいます。」

「つまり、レベルの高いものでないとダメって事?」
「それなら大丈夫デス! 可可とかのんさんなら・・・。」

「本当にそう言えますか? スクールアイドルは、今や多くの学校で活動が行われています。その状況の中で、あなたたちが、この結ヶ丘の代表として恥ずかしくない成績をあげられますか?」

「やってもないのに、そこまで・・・。」
「もう一度言います。音楽に関しては、どんな活動であっても他の学校より秀でていないと、この学校の価値が下がってしまうのです。」


「音楽活動に関しては、他校に劣る訳にはいかない。どうしてもやりたいのであれば、他の学校に行く事ですね。」


「そんな・・・。」
「かのんさん、行きまショウ。」

「あのコンチクショウ、許すまじ・・・。」

ちょっ、その左手に持ってるもの、何!? しかも、「コンチクショウ」って単語、どこで憶えたよ!? 無性に気になります。(笑)
「かのんさんも書いてくだサイ!」
「これは・・・。」
「退学届デス!」
「ええ!?」


「退学!?」
「2日目にして!?」
「そりゃこうなるよ!」

「こんな学校にいてもしょうがありまセン! 2人で別の学校に行って、スクールアイドルを始めまショウ!」
「いやいや、無理でしょ・・・。」
「大丈夫! 編入試験で他の学校に行く事もできマス! 家はどこら辺デスか?」
「ここです・・・。」
「そうデシタ。では、ここら辺の学校で・・・。」

「家はどこら辺デスか?」→「ここです」の流れに草。良い感じにボケとツッコミが安定してますね、この2人。(笑)
「待って待って! 気持ちは分かるけど、さすがに、それは親も許してくれないよ・・・。」

「お姉ちゃん・・・。」
「学校やめたいの?」
「やめない! 大丈夫!」

「ああ・・・、どうしてこうなるデスか!?」
「ごめんね・・・。私に任せてなんて言っておきながら・・・。」


「違いマス! かのんさんは優しいデス! とっても優しい! この学校に来なければ、かのんさんとも出会えていませんデシタ! だから、どうしても私は、かのんさんとスクールアイドルを始めタイ!」

「ありがとう・・・。」
「こちらこそデス!」


しかし、スクールアイドルの事を良く思わない人が多いのは事実。それでも、可可は、スクールアイドルはとても素晴らしいものだと思っています。
それは、かのんも同じ。可可と比べると、知っている事は少ないですが、スクールアイドル部を結ヶ丘に設立できるよう頑張ります。
その後、可可と入れ替わりに、千砂都が、かのんの家に。
「ういっすー! マンマルー!」


「わー・・・。キミは、やっぱり完璧な丸だねえ・・・。」


マンマルが怯えてんぞ。過去に千砂都に何かされたんでしょうか。っていうか、完璧な丸なら、カービィの右に出るものがいないと思うのですが、どうなんでしょう?(笑)
「どう? 恋って子の弱点見つかった?」
「もー! 来たばっかなのに!」
「ごめん! 何でもいいんだよ? 恋って子が敵対してるグループとか、実はお化けが大の苦手だとか! とにかく私達が有利になるあの子の弱点を・・・。」

「弱点は、一言で言うと・・・。」
「一言で言うと・・・?」


「弱点は・・・。」
「弱点は・・・?」


「弱点は・・・。」
「弱点は・・・?」


「ないYO!」

そうだと思ったよ。つーか、タメ長ぇ。ギャグの雰囲気をよく理解していて何よりです。(笑)
音楽家の生徒達に聞いたところ、恋は、頭が良く、運動神経も優れていて、リーダーシップもあり、多くの生徒から頼りにされています。
また、恋の母親は、理事長と知り合い。となると、恋の意見をひっくり返すのは相当難しそうです。
千砂都は、他の部で活動して、機を見てスクールアイドルを始めたらどうかと提案しますが、それだと、恋の好きなようにされてしまうという事から却下。それに、他の部にも失礼です。
「それに私、本気でちょっとスクールアイドルに興味があるの・・・。」

「かのんちゃん・・・。」
「今、何て・・・。」
「お姉ちゃんが・・・、アイドル!?」

「我々に自由を! 自由に部活動ができないなんて間違ってマス!」


「部活動は常に皆に平等であるべきデス! そう思いますよね? さあ、皆さん! 共に戦おうではありマセンか!」

ええ・・・。何だ、こりゃ・・・。制作費やら制作時間やら気になるし、「付き合わされてるかのんも大変だな・・・」と言いたくもなるし、思う事があり過ぎて困るなあ。(笑)
「うう・・・。こういう事じゃないと思う・・・。」

「かのんさん、私の作戦上手くいってますよね?」
「そうだね・・・。」

「そうだね」が棒読み気味になってるの草。どう考えても上手くいく訳ないでしょ、漫画じゃあるまいし。(漫画じゃなくてもアニメですが(笑))
その後、千砂都の呼び声が。理事長からお呼びがかかったようです。
理事長は事の顛末を知り、普通科の生徒のレベルがどうあれ、音楽に興味を持つのを止める権限はないと、スクールアイドルの活動を禁止しない事にしました。
しかし、音楽は、結ヶ丘の大きな誇りであり、すぐに部の設立は認めません。そこで、課題が出されました。
それは、この近くのスクールアイドルが集まって行われるフェス「代々木スクールアイドルフェス」で1位になる事です。
曲の方はどうにかなるものの、ダンスや振り付けについては全然。そこで、ダンスの上手い千砂都に、ダンスを教えてほしいとお願いし、千砂都は承諾しました。
「良かったら千砂都さんもスクールアイドル一緒にやりマセンか?」

「私!?」
「はい! ぜひ!」

「可可ちゃん、それは無理。ちぃちゃんは音楽科。これ以上無茶は言えないよ・・・。」
「そうデスか・・・。」


という事で、しばらくして、ダンスの練習がスタート。
まずは、かのんと可可の実力を見るために、ステップを始めますが・・・、

「ああ・・・。」
「あれ?」
「可可ちゃん?」


「一つ言い忘れてマシタ・・・。可可、運動苦手デス・・・。」

「パタリ・・・。」

「可可ちゃん?」
『ウソでしょ!?』


~ Bパート ~


「わあ! 美味しそー!」


「場所が悪いみたいね・・・。」

不自然さが出過ちゃったのが良くなかったんじゃないかな。それにしても、このギャラクシーさん、やっぱりギャグレベル高いよなあ。(だから名前で呼んでやれよ(笑))
「キャー! サニパ!」
「カッコいいでしょ!」
「サニパ?」


同じ頃・・・、


「今日はこのぐらいにしておいてやるデス・・・。ぐ、ぐるちぃ・・・。」
「まさかの・・・。」
「体力ゼロ・・・。」
「パタリ!」


「もー、全然駄目じゃん! 何でそれでアイドルやろうと思ったの!?」
「気持ちデス! スクールアイドルに一番大切なものは気持ちデスので!」
「なるほど・・・。」


「ちなみに、リズムゲームでは完璧なダンスコンボを繰り出せマスよ! ア、ソレ! シャンシャンシャン!」


「それは意味ない・・・。」
「でも、リズム感はあるって事だね!」
「ポジティブ!」
「シャンシャンシャン!」


「でも、ちょっとしか時間ないんだよ? あっという間だよ?」

その後、夕方まで体力作りは続き、この日の練習は終了。
この後は曲作りもやらなければいけませんが、それは、可可がノートに書き溜めた歌詞があります。


「うわー、素敵! 私、これすごく良いと思う!」
「本当デスか!?」


「うん! 可可ちゃんからもらった言葉、大事にして曲を作ってみるね!」

「諦めないキモチ・・・。」

その夜・・・、
「何? 宿題? ・・・な訳ないか。」
「宿題だよ。友達から出された。」


「お父さんの部屋に中国語の辞書あるよね?」
「そりゃあるでしょ! 翻訳家なんだから!」

「お父さん!」


「すごい・・・。」
「かのんがあんなに夢中になって・・・。」
「ところで中国語の授業って高校にあるの?」
「さあ?」


お二人さん、どんだけかのんの事が心配なのよ。早く寝て下さい。(笑)
っていうか、お父さん、横顔しか映ってねぇ! セリフもねぇ! まあ、「ラブライブ!」シリーズじゃ、野郎の扱いはこれが普通ですので、しょうがないね!(笑)
翌日以降も、フェスに向けて、練習を頑張ります。



























「諦めないキモチ!」


「できた・・・。」

「できた! できた! できた! できたー!」




「可可ちゃん・・・。」



「かのんさん!」
「一緒に走ろう!」
「はい!」





「私ね、音楽科の受験に失敗した時に何もかも終わったって思った・・・。」

「卒業式があって、春休みがあって、高校の入学式があっても、ずっと終わったって思ってた。このまま終わりが続くんだなって思ってた・・・。」

「でも・・・。」
「やっと始まった!」

「次の私が・・・。」
「始まった!」



「綺麗デスね・・・。」
「うん・・・。」

「そうだ! さっき、曲完成したんだ!」

「わあ! 聴きたいデス!」
「人がいるから、ここじゃ恥ずかしいよ・・・。後でデータ送るね!」

「歌ってくれマセンか?」
「え?」
「ここで歌ってくれマセンか? 可可、かのんさんの歌っているところが見たい! かのんさんの歌が聴きたいデス!」
「可可ちゃん・・・。」


「歌えるかな?」
「響かせまショウ! この街に、かのんさんの素晴らしい歌声を!」






今回は、これで終了です。
エンディングのタイトルは「未来は風のように」。
歌い手は、本来はメインキャラ5人が担当していますが、今話は、かのんだけ。話の内容によって、歌い手が変わるんでしょうかね。
前半は、メンバー単独で映っているシーンばかりで、可愛い表情が目立ち、見応えがありました。後半は、季節の変化とともに、画面内に映るメンバーが1人ずつ増えていくところが見所だと感じました。本編でのチーム加入順という予想もありますが、果たして?
【まとめ】
今回は第2話。スクールアイドルフェスで優勝しなければスクールアイドル部の設立は認められないと、2話目にしてはハードルの高い課題が与えられましたが、それでも、できないと簡単に諦めず、どうにかして1位を勝ち取りたいと、Bパートでは作曲や練習にがむしゃらになる姿が「ラブライブ!」シリーズらしくて良いな、と感動しました。
一つの目標に向けて必死なBパートとは対照的に、Aパートでは、可可や千砂都を中心としたギャグ多めの展開だったと思います。かのんはツッコミだらけで大変だったな、と同情したくなりますね。(笑)
千砂都は、かのんの家に行くまでのラップだったり、「ないYO!」だったりと、やはり、陽気なムードメーカーのように見えますね。主人公と幼なじみという点では、「サンシャイン」の曜っぽく感じます。
また、スクールアイドルをやってみないかと可可に聞かれたものの、かのんからこれ以上無茶は言えないと言われて、複雑な表情をしていたのも見逃せないところ。あの表情を見た感じでは、スクールアイドルをやりたいのは間違いないでしょうね。
ダンス指導にとどまらず、スクールアイドルフェスにも参加してほしいと期待しているのですが、一体どうなるのか? 次回の千砂都の行動に目が離せませんね。
可可は、退学届、署名活動、実は運動が苦手と、大いに笑っちゃいました。「あのコンチクショウ、許すまじ・・・」とか「ぐるちぃ・・・」とか「パタリ!」といったセリフも、笑いに拍車をかけてたと思います。
とはいえ、スクールアイドルをやるために他の高校に編入しようと考えたり、異様に目立つ署名活動を行ったりするあたりは、行動派なんだろうな、と感心しました。考えてみれば、スクールアイドルをやりたいために、15歳という若さで単身日本に来たのですから、その行動力は見事なものですよね。
運動が苦手なのにスクールアイドルをやろうというのも、無茶無謀のように感じる一方で、そういったハンデを抱えても、スクールアイドルの素晴らしさを伝えたい熱意があるように思いますね。何をきっかけにスクールアイドルをやりたいと思ったのかは、すごく気になるところで、後の回で明かしてほしいな、と楽しみにしています。
あと、すみれは、スクールアイドル参加フラグが立った感じでしょうか。
Bパート初めに近くの女子が言っていた「サニパ」が、きっかけになりそうですね。サニパは、初回からちょくちょく画面に映っている2人組のスクールアイドルチームで、略称でしょう。
これに、すみれが対抗意識を感じて、かのんと可可のスクールアイドルチーム加入の流れになるんじゃないかと思いますね。あの2人組は、代々木スクールアイドルフェスで、かのん達の強力な相手として立ちはだかりそうな気がしますが、果たして?
という事で、代々木スクールアイドルフェスに向けて、やるべき事はほぼやって、次回は本番でしょうか。
3話といえば、「ラブライブ!」「サンシャイン」では、今後のスクールアイドル活動を占う重要局面を迎えていました。となれば、今作も、そうなりそうな気がしますが、一体どうなるのか?
かのん達の努力が良い方向に進んでくれると信じて、次回の視聴に臨みたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。