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デリシャスパーティ♡プリキュア 第17話感想

2022年07月05日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
 今話の名セリフ:「あまねは、いつもそうだよね。だから、今度は私があまねを救う番! もし何か悩みがあるなら言って!」

 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第17話「4人目のプリキュア!? あまねの選択」の感想です。


~ オープニング前 ~
    
   
    
    
    
「どうした!? 拳に迷いがあるぞ! 休み明けで心と身体が鈍っているようだな!」
「はい!」
   
   
「よし、そろそろ休憩しよう。」
「いえ、まだまだ!」
   

 ある日、クッキングダムでは・・・、
    
    
「こ、これは・・・。」
   


~ Aパート ~
 クッキングダムでの出来事は、ローズマリーとエネジー妖精達に知らされました。
 光の玉に沢山のほかほかハートが集まったのは、エナジー妖精の誕生と同じですが、今回は結晶になりました。それが何を意味しているのは分かりませんが、プリキュアにとっては大事な事と思われます。
 この結晶は、ローズマリー達の所に転送されました。

 その頃、ゆい達は登校中。その途中、あまねから声をかけられました。
 あまねは元気になったようで、自分を助けてくれた事に感謝します。
 直後、多くの生徒達が、あまねの元に。皆、あまねが長く休んでいた事を心配していたようで、あまねが戻ってきた事に安心します。

 ブンドル団では・・・、
「失態続きですね?」
「そう焦るな。オレ様が本気を出したら、すぐ終わって、つまらないだろ?」
    
「まだ本気ではないと? っていうか、そう言うヤツほど、たいがいポンコツ・・・。」
    
 確かに。なので、アンタもそうなると期待してるよ? プリキュアに負けまくり、いずれ「まだ本気じゃない」と言って、「ポンコツセクレトルー乙」とコメントする日を超絶楽しみにしています。(笑)

「まあ、確かに、ちょっと遊び過ぎた気もするし、そろそろとっておきのアレ、試しちゃおうかな・・・。」
   
「お待ちなさい。」
「あ。やっぱやる?」
「無論。」
    
「せーの! ブンドル! ブンドルー!」
   
 出撃前はこのダサポーズをやらなきゃいけないとか、悪の組織って大変だな。っていうか、このダサポーズが負けを呼び寄せている気がします。(笑)

 それからしばらくして、例の結晶がゆい達に届きました。さらに、ハートキュアウォッチから、パフェのレシピッピが出現。
   
 このレシピッピは、何かお願い事がある模様。それは、あまねが元気がないから励ましたいと思っており、あまねの所に連れてってほしいというものです。

 という事で、あまねの家である「フルーツパーラーKASAI」に。あまねの2人の兄が、ゆい達を迎えます。
 あまねは奥の席にいました。

   
「生徒会長をやめる!?」
「大声を出すな・・・。お客様がいるだろ・・・。」
   
   
「どういう事? 学校を良くしようと、みんなのために、あんなに頑張っていたのに・・・。」
「私は、生徒会長にふさわしくないんだ・・・。」
    
「急にどうしたの? もしかして、今までお休みしてた事と何か関係が?」
「いや・・・。それより、新しい生徒会長は、もえにお願いしたくて・・・。」
   
   
「あまねが目を逸らすなんて変。やっぱり何かあったね?」
「それは・・・。」
   
   
「何かあるなら力になるよ! あまねにはいつも助けてもらってばかりだし、フルーツポンチの恩返しもしたい!」
「恩返し?」
   
「うん。前に私がさ、ピアノのコンクールで一度も入賞できなくて、嘆いてた時あったでしょ?」
   
「今日も駄目だった・・・。私には才能のかけらもない・・・。」
    
    
「もう一生ピアノは弾かない・・・。さらば、愛しき鍵盤・・・。」
   
   
「ほら。」
「綺麗・・・。これって?」
   
「まあ、そう思い詰めるな。好きこそものの上手なれって言うだろ。」
   
「私、周りの評価を気にして、好きな事をやめようとしていたんだ・・・。けど、あまねが作ってくれたフルーツポンチを食べたら、すっごく美味しくて、気持ちが晴れて、そしたら何かさ、また頑張ろうって思えた・・・。」
   
   
「だから今もピアノを続けられているのは、この大好きなフルーツポンチのおかげ!」
「そうだったのか・・・。私はただ、美味しいフルーツポンチで元気になってほしくて・・・。」
    
「うん。あまねは、いつもそうだよね。だから、今度は私があまねを救う番! もし何か悩みがあるなら言って!」
   
「生徒会に問題があるなら、みんなで解決しよう!」
「すまない・・・。もう決めた事なんだ・・・。」
   
   
「はわわー・・・。生徒会長をやめるなんて・・・。」
「もしかすると、ジェントルーだった事をまだ引きずっているのかも・・・。」
「そんな・・・。」
   
    
「君は?」
   
「誰としゃべってるの?」
「あ、いや・・・。何でもない・・・。」
    
 その直後、レシピッピは、あまねが自分に気付いていないんじゃないかと感じ、コメコメ達に訴えました。
 とはいえ、今は、客がいるため下手に動けません。レシピッピ達がわちゃわちゃ動いた結果、ローズマリーの手元から結晶が離れてしまい、あまねの近くに。
 それをあまねが拾うと、結晶が反応。ローズマリーは、何かを感じます。


~ Bパート ~
 同じ頃、ナルシストルーはレシピッピを捕まえていました。
 ゆい達もその事に気付き、一旦店を出ます。結晶は、あまねに預ける事に。

 その後、ゆい達は、ナルシストルーを発見。ナルシストルーは、モットウバウゾーを生み出しました。
   
 今回のモットウバウゾーは、素体が2つの道具で、強い力を持っているはずなのですが、バランスを崩している模様。
 そのため、失敗作っぽいですが、とりあえず、ローズマリーは、デリシャスフィールドを展開。ゆい達3人はプリキュアに変身します。

 モットウバウゾーのバランスが崩れていたのは最初だけで、バトルが始まってからは、本来の強い力で、プリキュアを追い詰めます。
 そこに、ブラックペッパーが助太刀。ですが、敵の攻撃が激しく、防戦一方です。
 そんな中、ローズマリーは、しゃもじとおたまの繋ぎ目が弱まっていると分析。そこを狙うよう、プレシャス達に指示しました。

 その後、スパイシーがバリアで敵の攻撃を受け止めている間に、ヤムヤムがバリバリカッターブレイズ。ブラックペッパーが追撃し、プレシャスが1000キロカロリーパンチ。
 繋ぎ目が壊れて、モットウバウゾーの戦力が大幅にダウン。その後は、ミックスハートアタックでモットウバウゾーをやっつけ、レシピッピを救出しました。

 少しして、店に戻ったゆい達は、結晶の事について、あまねに話しました。
「ほかほかハートの結晶体・・・。」
    
「こうやってあなたに反応してるって事は、あなたにプリキュアの素質があるって事。」
『え?』
「4人目のプリキュアパム!?」
    
   
「まさか・・・。」
「ブンドル団の力は増してるわ。大変な事に巻き込むのは心苦しいけれど、力を貸してほしいの!」
    
   
「あまねなら私も文句なくてよって言ってるパム!」
「一緒にレシピッピを守るメン!」
「コメ!」
    
「レシピッピを守る・・・。」
   
    
   
「すまない・・・。」
   
    
   
「私には、その資格がない・・・。」
   
    
   
    

 今回は、これで終了です。


次回:「わたし、パフェになりたい! 輝け! キュアフィナーレ!
 プリキュアの素質があると言われながらも、自分はふさわしくないと言うあまね。
 そんな中、ナルシストルーが現れて・・・。


【まとめ】
 さて、今回は、タイトルに「4人目のプリキュア」とあったものの、出現はせず。
 ですが、4人目のプリキュアとなるあまねがどんな子なのか示されたり、ほかほかハートの結晶体が、あまねのパートナーになるエナジー妖精が生まれる兆候のように思わせたりなど、追加プリキュア出現に向けての良い準備回だったと思います。

 あまねがプリキュアになるのを断ったのは、あまねの口からは語られていませんでしたが、ジェントルーとして悪事をしていた事が理由でしょう。
 確かに、レシピッピを苦しめたり、味の激変で多くの人達に迷惑をかけていたとなると、レシピッピを守る正義の味方として戦ってほしいと突然言われても、その気にはなれないでしょう。まあ、前作のローラや「ハートキャッチ」のえりかは、神経が図太いですから、暗い過去を引きずらずにホイホイ引き受けちゃいそうな気がしますけどね。(笑)

 と言っても、あまねが悪事をしていたのは、ブンドル団に操られていただけの事。あまね自身、悪事を行おうと意思はまったくありませんでした。
 それどころか、学校では多くの生徒達から信頼されていたり、落ち込んでいる子を放っておけなかったりなど、かなり優しい子である事がうかがえます。あまねに罪はありません。

 でも、あまねは、いくら操られていたとしても、自分の身体が悪事を行ってしまった以上、自分の罪だと思っているのでしょう。
 それゆえに、自分は悪人だという意識が強く、生徒会長にふさわしくないとか、プリキュアになる資格はないなどと考えちゃうのだと思いますね。真面目で責任感が強く、優しい性格ゆえの決断だと思います。

 ですが、過去の後悔を引きずっていても、何も進展はありません。
 過去に戻って、後悔を生まないような行動ができれば良いのですが、時は未来方向にしか進まない以上、それは無理な話。忌々しい過去を変える事はできません。
 過去よりも大事なのは「今」。自分が今、何をしたいと思っているのかが重要なんですよね。

 あまねは、レシピッピを守る資格はないと言っていましたが、それが、今の気持ちと一致しているかはどうかは別の話。
 レシピッピを守りたい気持ちは十分過ぎるほどあるでしょう。でなかったら、パフェのレシピッピは見えてないはず。
 それなら、その気持ちに従って行動するのが最善でしょう。

 と言っても、過去の悪事に対する罪悪感や、再びブンドル団に拉致されてジェントルーに仕立てられるんじゃないかという不安はあるかもしれません。
 ですが、あまねは1人じゃありません。あまねを助けてくれたゆい達や、2人の兄がいますし、生徒会副会長のもえも、あまねの悩みに手を差し伸べています。
 責任感が強いとなると少し難しいかもしれませんが、誰かに頼るべきところでは頼ってほしいですね。

 それに、人はやり直せる。これも、今のあまねにとっては重要でしょう。
 過去作では、初めは敵として悪事をしでかしていた子がプリキュアになるケースが多くあります。次回プリキュアに変身するとなると、そう強く思うようになるのかどうかは、次回の大きな見所になりそうですね。

 さて、次回は、4人目のプリキュア「キュアフィナーレ」が登場。どんな変身シーンが出てくるのか楽しみですね。
 ですが、それ以上に、どういう経緯でプリキュアになるのか注目したいところ。あまねが過去の後悔を乗り越えると信じて、次回の視聴に臨みたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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