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ひろがるスカイ!プリキュア 第16話感想

2023年05月24日 | ひろがるスカイ!プリキュア
 今話の名セリフ:「希望の光は、心と拳を、無敵にしてくれるんです!」

 「ひろがるスカイ!プリキュア」第16話「えるたろう一座のおに退治」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ソラシド市に戻ってきたソラ達。ましろの祖母・ヨヨは、アンダーグ帝国について話しました。
 スカイランドとアンダーグ帝国は、光と影のような存在。正反対な2つの国は、大昔に戦って以来、交わる事なく過ごしてきたようです。
   
 しかし、ヨヨが様々な文献を調べても、今になってスカイランドを襲い、エルを狙う理由までは分かりませんでした。

 ですが、スカイランド国王と王妃の呪いを解く方法は解明できていました。
 ランボーグを浄化した時に現れるキラキラエナジーをミラーパッドに集めれば、呪いを解く薬を作れるそうです。
「良かったですね、プリンセス!」
「パパとママを目覚めさせる事ができるかもしれないって!」
   
「パパ・・・。ママ・・・。」
   
   
「パパ! ママ!」
   
「プ、プリンセス!」
「ごめんね! エルちゃんにもよく分からないよね!」
「よーしよし・・・。」
    
「今は、うつむいている場合じゃありません! まずは、エルちゃんの笑顔を取り戻しましょう!」
「はい!」
   


~ Aパート ~
 その後、あげはは、エルが笑顔になれるよう、沢山の絵本を取り出しました。ですが、ただ読み聞かせるのではなく、人形劇にしようと考えています。
「ちょうど学校の演習でやっててさ、これ、授業で作っちゃった!」
   
「可愛い! なんだか、あげはちゃんみたい!」
「あげは姫って感じ?」
「人形でお芝居・・・。楽しそう!」
   
    
 エルは、「桃太郎」の絵本に、すごく興味津々。という事で、「桃太郎」の人形劇をやる事になりました。
 まずは、人形作り。
   
    
    
   
   

 準備は終わり、いよいよ人形劇開始。
「むかーしむかし、ある所に、小さな雲がふわふわと下りてきました。」
   
「桃じゃないんですか?」
「だよね?」
「アレンジしちゃった!」
    
「そして、舞い下りた雲がパカッと開くと、中から元気なえるたろうが出てきました!」
   
『えるたろう?』
「そう! 雲から生まれた、えるたろう!」
    
   
「えるたろうはミルクを飲んで、グングン大きくなっていきました。しかし、ある日、えるたろうの大好きなあげは姫が鬼に連れ去られてしまったのです・・・。」
   
『あげは姫?』
「せっかく人形あるしさ!」
    
「あーれー! 助けて! えるたろう様!」
「だいぶお話変わってきてるよね・・・。」
    
   
「大好きなあげは姫を取り戻すために、鬼ヶ島に行くの?」
   
   
「そう。だったら、これをお持ちなさい。」
    
   
「待って下さいワン! ヒーローの出番ですワン!」
   
「そのくもパンを下さい。そうしたら、鬼ヶ島へお供しますワン!」
   
   
   
「ちょっと待ってウキ! くもパンをくれたら、えるたろうさんと一緒に鬼ヶ島に行くウキ!」
「それは心強いですワン!」
    
   
「ちょっと! お待ち下さいケン!」
    
「ボクはプリンセスのナイトになります。」
   
「プリンセスじゃなくて、えるたろうさんウキ・・・。」
「おっと、そうですケン!」
    
   
   
「4人は旅をしながら、笑ったり、たまにはケンカしたりして、少しずつお互いの事を知り、仲良くなっていきました。」
    
「そして、ようやくえるたろう達は、港に辿り着きます。」
   
「遥か海の向こうに見えるのは、鬼ヶ島。鬼ヶ島には、村を襲い、あげは姫をさらった、恐ろしい鬼が住んでいました。」
   
   
「あれが、鬼ヶ島・・・。」
「なんだか嫌な感じです・・・。まるで、アンダーグ帝国・・・。」
    
   
「えるたろうさん。ボクは、あなたのためなら、たとえ、どんな敵が相手でも、戦ってみせます・・・。」
   
    
「私も、みんなを悲しませる人達に、負けてなんていられないから・・・。」
   
   
「私は、強く誇り高いヒーローにならなくては・・・。あの人のように・・・。」
   
    
「シャララ隊長・・・。」
   
   
「みんな・・・。」
   
   
「どうしたの、エルちゃん?」
「何か怖いものでも?」
   
「大丈夫だよ! 大丈夫・・・。」
   
「不安な気持ちって、不思議と伝染しちゃうんだよね・・・。」
   
   
「ごめんね、エルちゃん・・・。」
「笑顔になってもらおうと思っていたのに・・・。」
   
「自分の心を抑えきれず、未熟でした・・・。」
   
「えるたろうは大丈夫! ね?」
   
    


~ Bパート ~
 エルが元気になったところで、人形劇再開。
「ついに、えるたろう達は鬼ヶ島に着きました。」
   
「鬼達よ! えるたろうさんに、あげは姫を返して下さい!」
   
    
「何の用だ?」
   
「ええ・・・。大き過ぎるウキ・・・。」
「まるで、大きな山ケン!」
   
「お前らが噂のえるたろうとお供達か? フン、どれだけ強いか試してやる!」
   
「まずは私がいきますワン!」
   
    
    
    
    
    
   
「ご、ごめんね、エルちゃん・・・。」
「み、未熟・・・。つい力が入ってしまって・・・。」
    
「すぐ直すからね!」
「ほら、大丈夫ですよ! プリンセス!」
    
   
   
「エルちゃん?」
   
「ソラ。」
   
   
「ましろ。」
   
   
「ツバサ。」
   
   
「あげは。」
   
    
   
「エルちゃん、ましろって・・・。」
「プリンセスが、ボクの名前を!」
    
「結局、エルちゃんに励まされちゃってるし!」
「そうだね!」
「エルちゃんに元気になってほしかったのに、元気がないのは、私達でした・・・。」
   
   
「ですが、力を合わせれば鬼、・・・じゃなく、バッタモンダーやランボーグからエルちゃんを守り抜き、いつか、スカイランドに戻る事ができる!」
   
「大丈夫です! きっと!」
「うん!」
    
「もう人形劇は必要ないみたいね!」
   
   

 その後、スカイランドから連絡が来ました。
「王様と王妃様の事は、ヨヨ殿から聞いた。」
   
「スカイランドは大丈夫だ。みんな、希望を胸に、前に向かって進もうと頑張っている。」
「そっちも、プリンセスを頼んだよ!」
    

 直後、外を見ると、多くの鳥が。
   
 この鳥達は、ツバサの鳥友達。公園にバッタモンダーが出現した事を伝えに来ました。

 ソラ達が公園に到着すると、バッタモンダーはランボーグを生み出しました。
   
 ソラ達はプリキュアに変身して戦うものの、ランボーグの攻撃は強力で、プリキュアは力負けしてしまいます。
「ああ・・・。めちゃくちゃだ・・・。これじゃ、まるで、スカイランドのようじゃないか・・・。」
    
「王と王妃が倒れ、護衛隊の隊長も消えてしまって・・・。弱いって、なんて可哀想なんだ・・・。」
   
「いいえ・・・。スカイランドは、弱くなどありません! みんな、希望を胸に、前に進もうと頑張っている!」
    
「それは、私達も、同じ! 前に向かって進むだけです!」
   
    
「みんな・・・。」
   
「スカイ! プリズム! ウィング!」
   
『エルちゃん!』
「プリンセス・・・。」
    
「教えてあげる。どんな希望があろうと、強さの前では何の意味もないって事。やれ、ランボーグ!」
   
    
    
   
「ボク達には、まだできる事がある!」
    
   
「たとえ、わずかな光でも!」
   
   
「希望の光は、心と拳を、無敵にしてくれるんです!」
   
    
 その直後、アップドラフト・シャイニング。ランボーグを浄化しました。
 そして・・・、
「ミラーパッド!」
   
    
「オッケー!」
   

「ありえねぇ! こんな弱いヤツらに負けるなんて! ぜってー俺の前にひざまずかせてやるからな!」
『じー・・・。』
    
 「うわっ・・・。なんだ、コイツ・・・。」と言わんばかりにジト目で見つめちゃってて草。コイツの豹変っぷりは平常運転なんだから、鼻くそほじりながら、「はいはい、いつも通りいつも通り」と思ってりゃいいのよ。
   
 そうそう。こんな感じでさ。(お前は、女の子向けアニメに、なんつーものを求めてんだ(笑))

「おっと。僕とした事が・・・。君達の奮闘ぶり、とても素晴らしかった! また会いに来るよ!」
    
 次来る時は、最初からキレた状態でいいよ。その方が、ザ・悪役って感じがするから。正直、優男ぶってるのはギャグにしか見えません。(笑)

 少しして・・・、
「ありがとう、エルちゃん!」
「私達は、エルちゃんに元気をもらってばかりです!」
   
「歩きたいの?」
   
   
「えるたろうさんだ!」
   
   
   
「今日の夕ご飯は何にしましょう?」
「ハンバーグか、コロッケとか?」
「くもパンもぜひ!」
   
    
   

 今回は、これで終了です。


 今回のエンディングは・・・、
「今日はボク! キュアウィングです! 皆さん、ボクと一緒に踊ってみて下さい!」
   
 1か月半近くも過去作プリキュアが出続けてましたので、小休止って感じですかね。たまには、いいでしょう。


次回:「わたせ最高のバトン! ましろ本気のリレー
 体育祭が迫り、ソラは、選抜リレーのクラス代表に選ばれました。
 そのソラは、自分にバトンを渡す選手を、ましろにやってほしいと願い出ました。引き受けたましろは、ソラと特訓に励む事に。


    今話のエンドカード
 今話放映日であった5月21日は、ツバサの誕生日! 今回のエンディング冒頭にウィングが登場したのは、たぶん、これが理由でしょうね。
 エルの時もでしたけど、放映中に誕生日を祝ってくれるのは良いですね。次に誕生日を迎えるメインキャラは、ましろで、しかも、日曜日。ですので、その回のエンドカードを今から楽しみにしています。


【まとめ】
 という事で、今回は、「桃太郎」の物語を元にした「えるたろう」の人形劇が行われた話。
 タイトルからしてギャグ回かと思っていましたが、ギャグ要素はそんなになく、エルの成長に感動させてくれるシリアス回でした。ここ最近、平凡回のように思わせといて、見所タップリの話が続いていて、良いですね。

 えるたろうの家来の配役は、すごく適切だったでしょう。
 キジ役はツバサでしたが、これは鳥繋がりですね。普段飛べないのに、あの人形劇で飛べてたのは、ツッコんだら負けですね、ハイ。(笑)
 犬役はソラ。過去回で「ワン!」なんて吠えてましたし、まるで犬のように、ましろにじゃれついていた事も考えると、妥当ですね。
 となると、消去法で、ましろは猿の役。もし家来に限定しなかったら、お婆さん役が適してたと思いますね。

 人形劇の途中、ソラ達は、スカイランドでの出来事を思い出して、気分が沈んでしまいました。
 ですが、そんなソラ達をエルが励ましてくれました。本当は、この子が一番辛いはずなのに・・・。やっと両親に会えたと思ったら、今度は両親が呪いで目覚めなくなり、また寂しい思いをしてしまったのですから。
 ソラ達の名前を呼べたのは、良い成長ですよね。小さい子供は、周りが思っている以上に強くなっていくもので、すごい存在だと思います。今後も、エルの成長が楽しみですね。

 さて、次回は、ましろメイン回。
 しかも、リレーのクラス代表として挑戦するという。ソラから選ばれたとはいえ、運動がそこまで得意ではないましろがリレーに挑戦するなんて、すごい事になりそうですね。
 果たして、この挑戦は、どんな結果となるのか? ましろの自信向上や、将来やってたい事への道筋に繋がると期待して、次回の視聴に臨みたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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