雨の日のアジはイキがいいよ!wピチピチチャップチャップランラン♪
今回の更新は、昨日の土曜日編では書ききれなかったアジングの基礎めいたものまで触れていきたいと思う。今日も「ガルプ不所持」で乗り込んだ。車で出る途中、雲行きが怪しかった、小雨もパラつく、漁港に到着した時にはパラパラと降りだしていた。
先ず、第1投目で豆メバル。昨日とは少し違う雰囲気だ。アジキャロスワンプ ピンクは不発。時間帯を見ると、満潮までまだ時間がある。
自販で大好きな「おしるこ」を購入。30分ほど、待って実釣開始。
そして第1投で、キターーーーー(・∀・)-----!待望のアジ!!しかも竿から大型特有の重量感が伝わる。すぐさま、頭をこちらへ向かせ、寄せて抜き上げようとしたが、アジが重過ぎて抜き上げ切れなかった・・・
それから何十投、ワームを変更したり手を尽くすもアタリなし。いかん・・・3連アジ記録が・・・俺の脳内に嫌な記録が思い出される。まさか・・・雨・・・?ハッ・・
本日の目標:「とにかく一匹確保せよ」
釣行記録 | |
ナチュラルドリフトカウント | 1匹 |
フリーフォール~ジャークカウント | 0匹 |
合計 | 1匹 |
ヒットワーム | ゾアレイ ピンク*1 |
水温 | 12度 |
平均サイズ | 16cm |
チートイループ | 0回転 |
実釣時間 | 120分 |
時間毎釣果 | 0.5匹/時 |
沼式時給 | 20円/時 時給ダウン |
豆アジ × 0匹 = 0円
中アジ × 3匹 = 0円
合計:¥40-円
豆アジ:15センチ未満 3匹で100-
小アジ:20センチ未満 3匹で120-
中アジ:20センチ以上 1匹で198-
デカアジ:30センチ以上 1匹で246-
フォアジ:40センチ以上 1匹で450-
※地元スーパー価格より算出
※イカは別計算
我にかえる。アミパターン=ピンクカラーと読んだその「読み」は今回は不発に終る。ガルプ不所持。よく釣りの雑誌に、サビキでアジが釣れ続かないのはアジがサビキを学習するためと書いていた書籍があるが、俺はそうは思わない。
大事なのは、「自然がいかに変化しているか?」を見極める事。今回、降り出した雨は、水温を4度もダウンさせていたのだ。俺は、フィッシュパターンに変化したかを確かめるべく途中でメバリングにスイッチした。沖目で、なるべくアジの食い付くレンジをカーブフォールで食わせた。このメバルはキープする。
要は、「水温の低下は、魚食性を増す」との仮説を、私は統計的に「その可能性が高い」事を前記事から証明していると思う。さらに、水面の浸透圧の低下は、エサとなるプランクトンを摂取するアジにとっては、汽水域に強い他の魚種と比べ、いささか苦しい状況なのだ。なので、今回はボイルはあるもメバルのボイルばかりだった。
そうそう、アミパターンだとアジのボイルも結構多い。メバルのボイルと違い、若干、アジの方がバッシャとボイルの時間が短めと表現した方が良いのだろうか?とにかくそのボイルさえ雨のせいで無いのだ。
問題は、フィッシュパターンに強い白カラーのルアーを所持していない事だった。また白ガルプも不所持。なので、アジの大脳皮質に「アミパターン」の忘却が完了していない個体にマトを絞ることにした。要はボケアジ探しなんだけど、これが意外に骨が折れるw。今回、初投入するカルティバの「マイクロワーム ビビットピンク」でようやく一匹のアジを追加。身も心も冷えて納竿となった。なんとか連釣アジ記録を3で終える。
釣れる釣れないと言われるけど、雨の日でも釣ってみました。
使用したキャロは、1号オモリと1.5号オモリの自作キャロだった。(土)は、この1号と1.5号の使い分けが分かった。アジは釣れ続くとスレて沖目に非難する固体がいることを最近発見。なので、その固体に狙いを絞った意味で1.5号の「通称:ボム」は昨日、大活躍してくれた。1.5号の密度計算がまだ上手くいってないので、使用方法はほぼフリーフォール~ジャークで食わしているが、大きいサイズが2尾釣れたので、大きい固体ほど警戒して沖目に非難するようなのだ。
【言い訳】:雨のため、水温低下によりフィッシュパターンに変化する
【格釣スタイル】:チートイツ・アジング アミパターン
【その他・特記事項】:詳細は胃袋コーナーを参照
胃袋コーナー
メバルの胃袋。大きなフィッシュベイトが・・・。沖目でヒットさせた固体。残念ながら、アジもこのベイトを食べていたと言わざるおえない。カタクチ?キビナゴ?分からないが・・・残念。アミパターンのアジの胃袋は空っぽだった。どうやらアミはほぼいない状態。
雨が降るとアミが発生しにくくなるのだろうか?
アジとは関係ないんだけど、最近見つけたなかなかページを貼り付けておこう。
http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/4_1.htm
水の中に溶け込んだ酸素の量を「Dissolved Oxygen」と書いてDO値と言うんだって・・・。塩分濃度が高いほどDO値は低くなるのだという。話は飛ぶけど、下のようにメバルとアジを3枚に卸したので見てもらいたい。
アジとメバルの肉は、ここまで違いがあるのかというほど色が違っている。アジは間違いなく赤筋タイプの魚である。赤筋は、急激な運動には不向きだけど一定時間の長い運動を可能とする筋肉のこと。人間は脊柱起立筋などの姿勢と関係する筋に多い。ちなみメバルやシーバスは、白筋の魚。赤筋は、酸素を使うことで継続した運動が可能となっている。
つまり、アジとメバルの魚としての最大の違いは、酸素を使用するか否か。勿論、水中に潜むベイトはほぼ共通。が、行動範囲の広いアジという魚にとって海水に溶けた酸素に基づき行動が変化するという考えに行き着く。
http://www.eikanken-okinawa.jp/syoho/shoho40/image/175-178.pdf
上のPDFファイルで、参照していただきたいのは4枚目にある4つのグラフ。
グラフで注目してほしいのは、潮位の変化と酸素含有率の関係だ。
大潮の時、この海水中の残溶酸素量(以下 DO値)が高くなっている事から沖からの海水が入ってくるという現象は、一種の水交換が行われていると考えて良い。
今まで、潮見表一辺倒のアジングが、「DO値」という新しいスポットを照らすと「気まぐれ」と評されるアジの活動が、じょじょにだが解明できないだろうか?また、DO値は地形によっても変化するだろう。流れが急激に早くなっている場所は基本的にDO値は高い。つまり、メバルによいが、アジでは御法度のシチュエーションが必ず生まれるのは、海水のDO値の変化ではなかろうか?
ある例だが、それまでアジングでメジャースポットだった場所が堤防工事によって大量のテトラを海に打ち込まれた。結果、その場所では、3年、4年後もアジが全く釣れなくなった。メバルは釣れてもアジが釣れなくない話をよく聞くことがある。考えるに、潮の変化によって海水のDO値が適正値でない可能性が高い。
そのため、東京湾などのようにDO値が余りよくなく、酸素欠乏水塊が存在するエリアではアジングが成立しにくいのではないだろうか?この場合、水質ではなく地形的な問題ということを付け加えたい。逆に房総半島のように潮当たりのよい場所は、アジングの成立する条件になっている。これに潮見表を交え、上の図から海水のDO値まで算出して、初めてアジングに適した条件がクリアできる。
他の釣りには無い高度な要素だ。
逆に「DO値」に余り影響を受けない「メバル」や「シーバス」、白筋繊維の魚。元々酸素よりも瞬間的な運動が得意なタイプ(解糖系)は、雨の日もボイルできるのは納得できる。アジングはいよいよ、重大な攻略概念を持ちつつあるんだなと、ボクは確信している。
私が、今まで述べてきた事は、この魚は「オールシーズン釣り続けられる事」。そして、「飽きないゲーム性のあるターゲット」。さらに重要なのがベイトで、ベイトによってコントラストや形状に注意がいる。さらに魚の生態という視点からも興味がつきない。今回の「DO値」と呼ばれる潮見表とは異なる概念も読み解けば・・・新しいアジングは目前・・・にならないかなw?
パターン | 考察 | |
アミ | 小アミ | 比較的 低い潮位でも発生。アミは海水の塩分濃度と関係してそうだ。カラーは常夜灯の光源にもよるが、自分がよくやっているオレンジ色タイプではピンクが圧倒的に強くなる。また、ワーム形状はストレンジャーがアミの胴部分に似ているのでオススメ。その他にもアジキャロスワンプ・アジリンガー・ストレンジャー2.8なんかも効果がある。 |
大アミ | 大きな潮位で発生。大型のアジが好んで捕食する1cmぐらいの大型のアミ。アジキャロスワンプやストレンジャー2.8のように長めのワームが場を制す可能性が経験則より高い。カラーは当然、ピンクが強い。 | |
バチ | 今まで、経験は少ないけどバチ・シーズンにシーバスと同じようにバチを捕食する固体が出ます。バチは発光固体があるようにグローが場を制す可能性も高いのですが、重要なのはバチが流れてくるところを知っている事です。ただし、シーバスほどバチパターンがハマるのか?については意見が分かれるので、後々に・・・。カラーはブラックやグリーン、レッドなど濃色に反応が出るのもこのパターンだった(悪魔で経験則です)。 | |
フィッシュ | イワシ | プランクトンが大量に接岸する時期にイワシも接岸。沖にいるアジまでこの固体を食べにくるので、場合によってはジャイアンサイズが釣れる可能性もある。色はチャート系を好んで使用するも特に決まりはないような気がする。また、メタルジグやメタルバイブ、スプーンなどに反応を見せる。 |
イカナゴ | 秋の夕方のボイルの正体が、コレが追いかけられてだった。別の回遊魚も混じりますが、嬉しい外道。尚、夏に砂地の中で夏眠し、秋~春にかけて回遊・産卵を開始する変わったベイトなので、注意が必要。ワームカラーは、白やチャート系が良かったように記憶。 | |
シラウオ | カンサシワームの出番となるシラウオパターン。大量に接岸できれば強耐久素材で延々と釣り続けられるので、個人的にカンサシワームは必ずストックしておきたい武器。クリアを主に使うが、ピンクやオレンジなどは使用していないので未回答とさせていただこうw。 |
アジの骨せんべい
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カルシウム・・・。
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あの「めばるing」のレオン先生も使用しているガルプワーム。これの入れ物は↓コレだ!
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nalgene(ナルゲン) 広口ジャー30ml 90511
広島コミュニケーションpart6 "&" アジング初心者スレ