いよいよ

台風

やって来た


熱帯性低気圧の夕焼け

異様に綺麗


カメラ故障中

瞼に焼き付ける

マスコミの

嵐の情報
予感消す

台風が
日本列島
通過中

姉が来る
姉のペースは
計り知れず

そろそろ姉が
上がって来る
気配する

日本語が
なかなか通じない
姉が来る

まだ来ない
姉のペースは
人智越え

姉が来た
予想通り
会話通ぜず

奇跡的
姉と会話が通じてる

笑いヨガの話を
延々と続ける姉

カープの話は
もういいよ

そろそろ
帰ってほしい
熱帯低気圧

台風が来るのに
何で外出すると
家族に咎められながら
来たそうだ

緊急避難の話
し始める
広島は大丈夫だと
わかっているのに

辛抱だ
忍耐力だ
もう少し

まだ何か
ごそごそしてる
堪忍だ

タバコ吸いたし
文句を言う人
居なくなれ

ほいじゃあね
帰るわ

ほっと一息
土手八丁
タバコ吸う

１

1/1
2/2
3/3
無量/無量
帰
命
無
量

独生

独死

独去

独来

２０１８９２７

窓の外
椿
山茶花
夏蜜柑

あれが
安芸の小富士
あの光るのが
太田川

庭先の
松葉牡丹と
彼岸花

朝顔咲き残り
山鳩の声
下水流の音

己斐中踏切
正午に通過
オレンジ色の
回送電車

西広島駅
RCC中国放送収録中
芸能人
千鳥の二人に
話しかけられ

広島電鉄宮島線
靴を買いに
楽々園

靴を新調
回転寿し食べ
当選宝くじ交換して
帰路につく

鈴が峰
女子高生の
乗車なし

草津南
草津病院
夢現

対面の
女ふたり
夢の中

厄除けと
安産祈願
八幡宮

暑くも
寒くもなく
秋風そよぐ
停留所

坂道を
ぐんぐん登る
バス何馬力

夢心地
夢見るような
団地バス

早くベッドで
眠りたい
夢見るように
眠りたい

観音堂入り口
広島市内と厳島
絶景広がる
イトーピア

次は
フジハイツ
消防署前

東西南北

四維上下
出会うところ
の生命体験
今日はどっちへ
どう転ぶ

舞楽 陵王

舞楽"陵王" Bugaku "Ryo-oh"


宮島もこんなだったらいいのに、、、

奇想

天外

さくらんぼ

一富士二鷹三茄子

暗闇に蔕付けたような

巨大な茄子

２０１８９２３

広島の
平和の通りは
１００メートル

楠とヒマラヤスギの大木を
通り過ぎつつ
曼珠沙華

目的地
なんとなく決まる
緑地帯

比治山の
トンネル抜けて
モール街

イオンモールの映画館
どれにしようか
これに決めた

開演まで１時間
昼飯何を
食べよかな

カレーライスと
小うどん
唐揚げ付きで
５００円

平手友梨奈の
響観る
響が僕に
乗り移る

なかなか
面白い
B映画で
ありました

対向者
避けずに真っ直ぐ
突き進む

広島駅
赤い人波
マジック２

赤い
白粉花と木槿
繚乱する
登り坂

高気圧圏内

憂の雲が

消えていく

朝ぼらけ

消えゆく街の灯

小糠雨

立ち小便

トイレの窓から

鱗雲

生死

不安
安心

自 ７０億分の１ではない

受　　　いかされて

用　　　いかして

三昧　　サマーディー

２０１８年９１３９月１３日

雨上がり
露輝く草叢

つゆ草
露に濡れ

大腿二頭筋
宜しく頼む
下り坂

咳をして
下る
己斐中谷

ふわふわと
黄色く巨大な
ヘチマの花

己斐の谷
崖は葛の葉
繁茂して

ベンチで一息
つくつく法師
間奏中

己斐中町
通り抜ければ
太田川

堤防の
石段登る
対向車

己斐橋歩道橋
陽は雲隠れ
風涼し

広島の
一級河川
太田川

コンビニで
中国娘の王さんと
レジでやりとり
いとおかし

交差点
ゆっくり走れ
青信号

天満町
公園の木陰
一服す

クーラー効いた
友の部屋で
ジャズを聴く

アートペッパー楽し
昼飯食う

小鳥囀る
曇天の
河原のベンチ
木漏れ陽