持ち込みの思い出

２０歳前後から持ち込みをはじめて(NOT4コマ)
各所でけちょんけちょんに言われまくったけど、
思えばお会いした編集の皆さん、必死に頭をひねって
私に何を伝えればいいか考えてくださったなあと
今更感謝が湧いてくる夜更け。

特に、人生初持ち込みに行った
少年キャプテン編集部で、
ボロくそな私の作品の
何がどういけないのかを
丁寧に解説して貰ったのが印象的だった。
とても分かりやすかったし、納得がいった。
その時点で描きかけだった次の作品をまるっと捨てて
言われた事を意識しつつ描き直したりした。

そのあと色々あって
約10年後に4コマ作家に落ち着く。
まあいいじゃないこれも人生だわ。
ちなみに「むんこさん4コマの方が向いてる」と
舵を切ってくれたのはイブニングの編集さんだったけど、
ある日電話したらいきなり退社しててびびった。
それも人生。

なんてエラそうに語ったところで
所詮俺ですが、
懐かしいと思うこともあるのです。
深夜はついしんみりしてしまう。

仕事します。ありがたいです。