【MUPカレッジ】社会人のための学校

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【ブランディングの仕方】

2020-03-28 23:23:53 | 日記
ブランディングの仕方が分かります

1.結論
ブランディングとは、商品やサービスそのもの以外をPRすることです。つまり商品の付加価値をPRするということです。
どうやってPRをするのかと言うと「商品を売らないこと」です。

「え、どういうこと?」と頭の中が不思議になっていると思います。私も最初は意味が全く分かりませんでしたが、最後まで読んでもらえればしっかりと理解していただけます。


2.理由


なぜ商品を売らないのかを説明します。
結論は、価格競争から抜け出すためです。

商品の売上数を上げるためにまず考えるのが値下げです。単価を下げて買い求めやすくするためです。

でもA商品が値下げしたら次はB商品も値下げします。また、負けじとさらにA商品は値下げをします。そうすると売上は上がっても利益は残りません。販売管理費などの費用を加味するとマイナスにもなり得ます。

皆さんも特別なことがなければ、似たような商品を買うときは安い方を選ぶと思います。

だからこのような価格競争から抜け出すためにはブランディングが必要なんです。


3.ブランディング戦略例(スターバックス)


スターバックスのブランディング戦略事例をご紹介します。

皆さんも1度は飲んだことがある超有名で世界的に人気なカフェチェーンです。

でも不思議なのが一杯100円でドリップコーヒーが買える時代に、一杯400円のスタバのコーヒーが好んで買われているということです。

なんで割高なのに買われるのか。結論からお伝えしますと、スタバは「コーヒーではなく空間を売っているから」です。


空間とは店舗の雰囲気やコーヒーの香り、イスやテーブルなど全てです。

なぜ空間を売っているのかというと、差別化をするためです。

これまでは飲食店を拡大するためのセオリーはフランチャイズ展開でした。フランチャイズは各店舗のオーナーが経営者になります。なのでオーナーはまず利益を確保するために儲けファーストに走ります。

しかしフランチャイズのため商品の価格は変えられません。なので売上をあげるためには売る量を増やす必要があります。すると席の数が多く、1人あたりの空間は狭くなります。

有名なフランチャイズだとマクドナルドがありますね。

だからスタバは儲けファーストに走らないよう、全ての店舗を直営店で運営しています。直営店であれば資金がしっかりあるので、目先の利益に惑わされることがありません。

4.結論


だからブランディングをするためには「商品を売らないこと」が重要なんです。

冒頭で言っていた意味が繋がったのではないでしょうか?

商品自体をPRして売ろうとするのではなくて、その商品がもつ付加価値をPRする。それがブランディングで商品の差別化に繋がります。

5.まとめ
・商品を売りたいのであれば商品を売るな
・ブランディングできないと価格競争に巻き込まれる
・スタバはコーヒーではなく空間を売っている


ブランディングをして、数多くある商品やサービスの中から自社商品を選んで買ってもらえるよう付加価値をPRしましょう。


読んでいただきありがとうございました。


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