政界再編は好むと好まざるに関わらず必須であるとして、基軸になる勢力は最低限3つある。旧自公派、小沢ー鳩山派、そして現政権派である。これにみんなの党他の新勢力や、安倍ポンら右派、それらのどこも嫌だという連中などが絡んで来る。社民や共産党などはこれまで同様周辺をうろついてああだこうだご高説をノタマウだけで凡そ問題になり得ないのではないか。それで、どこのグループも余程のことが起きない限り単独で多数派を形成することは不可能であるから、あそことここがひっついただの離反しただのと、性懲りも無く離合集散を繰返さないとどうにも納まりがつかないであろうことは今から容易に想像がつく。つまり政界再編にも過度の期待は無用で、この国の政治は簡単には混迷から抜け出せないのである。*次から次へと問題が「出て来るわ出て来るわ」で、いったい東電に当事者能力はあるのか。以前から言っているように、私はないと思う。これを庇うのは霞ヶ関官僚の発想で、それに丸ごと乗っかっているのが現政権である。原発被害者救済にせよ、全面賠償にせよ、東電には不十分な対応しか出来ないしやる気もない以上、一時的に東電は国営化して国家管理の下に置くしかないというのが私の持論だが、ということは、あのどうしようもない役人どもが管理することになるのだから、かつての社保庁の年金処理を見ればわかるように、事態はますますもって深刻化する可能性もある。 . . . 本文を読む