サックスと音楽と恋~musique_et_aimer

サックス奏者(マルチに活動中) 
鈴木研吾の日々の生活を綴るブログです。

プラスアルファ

2018-04-26 13:49:36 | 駄文

日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

鈴研音楽会HP
http://suzukenconcert.jimdo.com/



【あなたはどんな人ですか?】1分間で答えて下さい。
と言われたら何て答えますか?
とあるセミナーに参加した時のお題です。

テレビのCMも短いもので15秒、大体が30秒~1分、長ければそれ以上もありますが…
普段気にして見ることはありますか?
また、目に止まるCMってどんなものでしょうか。

音大卒業生なんだからきっと素晴らしい能力や人間性をお持ちだと思います。
(と、ほとんどの世間では言われているような気がします。)
では、それをどうやって認知してもらうのか。いつも自分が大事にしているのは、
【使えるものは何でも使う】【時代の波に乗る】【色んな自分を演出する】
この三つです。
私たち音楽家は誰に向けて演奏、パフォーマンスをしているのでしょうか。
自主事業のコンサートなのか。
学校教育の現場での音楽鑑賞なのか。
地域のイベントなのか。
企業のパーティなのか。
その時々、場所、場合によって異なります。

では、クライアントが、あなたに
依頼しよっかな~、どんな人かなあ、相見積とろっかな~、比較してみよっかな~、
と思ったときに…冒頭に戻ります。
【あなたはどんな人ですか?】1分間で答えて下さい。
答えられますか?勝ち取るためのプレゼンができますか?

好きな事を4年間やってきた(個人的見解)音大卒業生にとって、中々難しい質問ではないでしょうか。
と言ったら語弊があるかもしれませんね。
真面目に、週一回のレッスンのためにしこたま練習をし、
集団行動、周りに迷惑を掛けてはいけない合奏授業のために、これまたしこたま練習をし、
スコアリーディングもするし、そのために沢山ソルフェ能力も磨きあげ、和声楽も勉強し、音楽史だって学んできた。
素敵な共演者から色んな影響をもらい、様々なコンクールやオーディションも受けてきた。
ただ、4年生になって卒業間近、またはつい最近卒業した方々、卒業後の展望は?考えていましたか?
今、ここで胸がちくりとした人も少なからずいるでしょう。大丈夫、まだ遅くはない!(はず)
これからは自分自身がアーティスト!である前に
営業・広報宣伝・経理・主任・部長・社長・会長であるのです。
簡単に言えば、営業してお仕事をいただいて、広報宣伝をして知ってもらって、次に繋げて、
ちゃんと採算がとれるようにギャラの交渉をして、自分自身の中で決裁を取ってパフォーマンスをしに行く。

あなたがクライアントや受け手な時、どんな人のパフォーマンスを見たいですか?聴きたいですか?依頼したいですか?
あなたという音楽家としての商品価値、の前に、どんな商品ですか?どんな商品になれますか?
あなたという工場からどんな製品を生み出す事ができますか?
【あなたはどんな人ですか?】を答えられた時、自ずと見えてくるものが出てくると思います。
そして、今できること、すぐにできそうなこと、将来的にやれそうなこと。


では、【使えるものは何でも使う】【時代の波に乗る】【色んな自分を演出する】とは?
【使えるものは何でも使う】⇒まずは簡単なものから。これは【時代の波に乗る】にも似ていますが、
twitter、facebook、instagram、HP。
ただ、投稿するだけではなく、誰に向けてなのか。
更にはライブ配信をしたり、youtube(ニコニコ動画など)に投稿。
最近ではスマホのアプリ、PCの無料ソフトもどんどん進化、便利になり、自分でたいていの加工や編集はできてしまう。
まずはやってみよう。一つずつ、できることから。そういう時代なのです。
そして、私たちは舞台に出て演奏するパフォーマーなのです、言ってみれば舞台役者。見られています。
ただ、ここまで読んでいて、「そんなの自分には必要ない」という人もいるでしょう。
その方にはご縁のない話だと思ってもらって構いません。
でも、あがいている、あがこうとしている、何かを変えなきゃ、と思っている人は是非やってみてください。


では、【色んな自分を演出する】とは?
自分は一応クラシックを専門に学んできましたが、多趣味なのもあり、クラシックの他に何かとコラボすることを心がけています。
と、言うと何かすごいことやっているのでは?と思う人もいるかもしれませんが・・・。
ちょっとした事を発信しているだけなのです。

例えば・・・
・歌とコラボしました。(写真なり動画投稿)
・ボカロ演奏してみました。
・最近公開したディズニー映画、早速吹いてみました。
同業者のほとんどが「はいはい、またやってらあ」と思います。
そして、同業者のほとんどが「もっとやることがあるだろ」とか「どれも中途半端だな」と影で言ってくれたりします。
それでい~~~んです!
悪口を言ってもらえたら、悪評を流してもらったら、刃ある優しいアドバイスをくれた時がもしかしたら本当のスタートかもしれません。
(もちろん、本当に事実悪いことをしてはダメだし、見させられない・聴かせられないものは出しちゃダメです。)
同業者から妬み、嫉みを言われるような人になりませんか???
だって、それはあなたにしかできないことであり、それがあなたのプラスアルファであり、付加価値になっていきます。
最初は真似からでも良いと思います。
ただ、一つ注意してほしいのはそのままそっくり真似るのではなく、自分なりにアレンジするということ。
(一般的な、モラルの範囲内で)
でも、自分の芯や培ってきた根底は忘れずに。

我々は色んなことを当たり前と思ってしまう悪い癖があります。
「これくらい出来て当たり前、出来なきゃいけない。」
でも、専門的に学んでいない人からすれば、やはりそれは素晴らしいことなのです。
だってその為に何年も色んなものを費やして得て来たわけなんだから。
自分なんて・・・、そんなことやったところで・・・、いつかそのうち・・・、と思っているのはもったいない。
その原石、埋めといて良いですか?理不尽と矛盾という荒波にもまれながら、世の中に出して、叩いてもらって、きれいな石へと磨いていきませんか?


色んな所に脱線しましたが・・・。
自己紹介するとき、お馴染みのつまらないプロフィールではなく、
私こそ、私だから、私にしか、をプレゼンしてみませんか?

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相談からのレッツチャレンジ

2018-04-23 19:10:50 | 駄文

日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

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先日、HPを通じて、音大を卒業したての子から相談を受けました。
(ブログに掲載することは了承済み)

「リサイタルをしたいのですが、どうすれば良いですか。」

この質問にはいつだって同じ答えをするのですが、今回はもう少し掘り下げた内容に。

ちなみに、リサイタル(興行)を行う時は企画書を書いてみることをお勧めしています。
頭の中にある想いをアウトプットすること、紙面に書く、打ち出すことで
整理され、また人に訴えかけるときの指針となります。
企画書についてはここでは割愛しますが、
6W2H

When(いつ)
Where(どこで)
Who(誰が)
Whom(誰に)
Why(なぜ)
What(何を)
How(どのように)
How much(いくら)
を考えれると良いなと思っています。

で、今回の本題は「アナタは誰ですか?」ということ。
企画者を書いていけば自ずと見えてくるものもありますが、
一奏者という「商品」として、
何が得意で、何なら絶対に譲れないくらいの自信があるのか。
MCは出来るのか、舞台マナーは美しいのか、素敵な宣材写真があるのか、音・動画資料があるのか。
ビジネスマナーは持っているのか、気は遣えるのか、空気は読めるのか。
4年間好きなことをしてきて、一千万前後の自己投資をしてきて、今後、どのように広報宣伝売り込みををしていくのか。
血のにじむような練習と、コンクール・オーディション、大学の評価は決して実を結んではくれない(事が多いかも)
努力は必ず報われるとは限らない(事が多いかも)
その為のノウハウを持たなければならない。
滅多なことが無い限り、同業者はお仕事をくれません。
どんな人なら頼みたいと思いますか?
どの需要に自分をあてはめて行きますか?

フリーランスになった今、
商品としての自分、それを素敵に宣伝する自分、宣伝する為の知識や能力を身に着ける自分、値付けをする自分、交渉する自分、
全てをやっていかなければなりません。それが個人事業主なのです。
ということは…人と同じではだめなのです。
たくさんの経験をして損はないのです。
色んな事にチャレンジしてみよう!

音楽以外のことに一度、目を向けてみようではないか。
それが、自分の音楽道に返ってくるから。


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自分は何者か

2018-04-21 15:36:11 | 駄文

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つい最近、面白いブログを拝見した。

洗足学園音楽大学大学院を卒業したばかりのヴァイオリン奏者加藤綾子さんの記事。

ちなみに、彼女は大学院グランプリを受賞する程の腕前。

https://ayako-kato.com/free3w

音大生のほとんどにやってくる、卒業=フリーランス。

フリーランス(個人事業主)って何だろう?

仕事ある人とない人の差は?

どんなスキルが必要?

練習時間は?

卒業してもレッスンって受けた方が良いの?

バイトをする事は恥ずかしい?

コンクール、オーディションの必要性。

私自身、今年でちょうど音大生に入ってから10年経った。

(卒業してから6年)

自分なりに、この10年を振り返ってみたいと思う。

乞うご期待?

 

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ふと思ったこと

2016-02-25 23:55:28 | 駄文

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大学を卒業してから約5年、料理することをやめていた。
家にいる事も少なく外食ばかりしていたが、環境の変化もあり最近になって料理を再開。
と言っても本当に簡単なものばかりだが。

ただ、今日作った焼きそばが我ながら上手くいったので興奮した(笑)

さて、そんな話はどうでもいいとして…。

料理をしながらふと、
漫画「いつもポケットにショパン」(作:くらもち ふさこ) の中に出てくる
「麻子はシチューが得意です。」という場面を思い出した。

気になった方は色々と検索していただきたい。



出張レッスンに行っていると、年に一度あるかないか
『楽器の為に手に負担を掛けない様に生活させている。』
『料理、運動(特に球技や体操など)を避けている。』
という親御さんに出くわす。

レッスン中、よく例え話として野球の話や料理の話をするので、その時に
「先生はやっているんですか?」と聞かれることがある。
料理もするし、趣味はボーリング、時間があればバッティングセンターに行くと言うと、驚かれる事もある。


どれだけ気を付けていても怪我する時は怪我をする。
ピアノが弾けない、楽器が吹けない状態になった時に改めて五体満足、健康である事に感謝し、健康維持に努めれば良い。
遊びたい時はとことん遊んで、他の趣味もあればそれにも全力でやってほしい、ましてや学校の体育を休むなんて言語道断。
また、料理は作るまでにストーリー(献立を考え、買い出しをして、手順を決め、調理、盛り付け、片付け)があるように一つの曲を奏でるのにストーリーがあり、
手段や方法、作業工程は切っても切り離せないものがある。(大げさではあるが)
更には理屈や理論で言っても知識だけでは片付かない事もある。
プロ・アマチュア関係なく、音楽に携わるのなら一定の知識や理論は必要と思いたいが、
時には体力や運動神経もある程度は必要。

様々な体験や学習がやがては人生観につながり、その人の音となる。
だから生演奏には何物にも代え難い良さや哀愁がある。
偉そうで何とも言えないが、そんな話をしたりする。

日常生活の中で、より豊かにする為のツールが音楽だと思う。
それを提供する側なのか、支える側なのか、趣味として楽しむ側なのか、追究する側なのか。
見方や携わり方は人それぞれだが、音楽は全ての人に対して平等だ。
音楽の事だけ考えて、それ以外の事はしなくて良いのか。

それを許される環境以外の人は、是非とも家事やスポーツを積極的にしてほしい。
少なくとも自分の生徒には伝えている。

音楽に青春を掛けるのは大いに結構。
でも、音楽馬鹿になる事無かれ。

例え、将来音楽の道に進むとしても、一般教養や様々な経験は無駄ではなく自分を支えてくれるはずだから。


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なんでもやるということ

2016-02-15 23:07:30 | 駄文
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今日は制作協力させていただいた【Over The Piano in Tokyo 2016】
ルーテル市ヶ谷でのコンサートだった。

制作として、今日に至るまで何度かリハーサルに立ち会い、
演奏会に至るまでの隅々までの情報の集結、印刷物の作成、資料の作成をさせていただいたが、全体を通して痛感したのは、
萩さんを始めとしたピアニスト、その裏に見えるこんにゃく座の座員の方達の力強いサポートの上、甘えさせてもらったということ。
企画・構成・演出・演奏・作編曲に加え、本来だったら制作がやるべきこと、気を付けるべきことまですべて萩さんはやってしまった。

更には、表方・裏方とこんにゃく座の皆さんにお手伝いいただいたのだが、
こんなに人に任せて良いのか!?と思うほどゆったりと、余裕を持った演奏会となった。
前日まで皆さんも歌役者として公演があったのにも関わらず、スタッフを見事に演じて下さったのだ。

満員の演奏会で、座席がしっかりキープできるか、当日券の用意は出来るか、舞台上のこと、時間のことなど、
制作屋としての立場で言えば、リスクマネジメントがいつも以上に必要なコンサートだったが、
終わってみればとり越し苦労、再演が期待される内容で素晴らしい公演となった。

この日を通して、改めて学んだのは
「何をやってもプロであること、演じること」

私事だが、こんにゃく座が好きで、行ける時は観に行くようにしている。
当然、歌役者と言われるだけあって、演技・歌はプロである。
終演後のお客様への見送りも本当に気持ち良い。
そんな彼らがまさか今回の演奏会のスタッフをしてくれるとは思ってもおらず、
また、その一つひとつ細かい気遣いや動きに感銘を受けた。

与えられた仕事(役)は何なのか、何が大事で何をすべきか。
その時々の判断。
本当に脱帽ものだった。
研修に行きたいくらい(笑)




では、我々フリーランスの若手音楽家はどうだろう?






ここから先は読んでも良いかな、読んでみよう、必要かも、と思っていただいた人に読んでもらえればと思う。
諸先生、諸先輩方は是非ともスルーしていただきたい(笑)



今の時代、(一部の人を除いて)演奏だけしてしていれば良い訳ではない。

・パトロンがいる。
・抱えてくれる事務所がある。
・圧倒的な技術と音楽性とキャリアがあり、引く手数多の仕事が既にある。
・レッスンプロで充分生計が成り立っている。
・いつかは養ってもらう。

この五つに当てはまらない、フリーランスで活動する覚悟のある者(私もその一人)は
自分の置かれている立場、求められていること、そしてやりたい活動、引き出しがどれほどあるか・・・。
是非、一度考えてみてほしい。


演奏の幅・ジャンルはあるか
マルチに演奏ができるか
MCは出来るか
教育に関心があるか
こだわりがあるか
やりたい活動をするだけの資金源があるか、それを生み出す知恵と情熱があるか
社交的か
接客ができるか
決断力はあるか
アイデアがあり、それを具現化できるか
営業は出来るか
企画書が書けるか
予算立てができるか
パソコンに強いか
デザインができるか
素早い5W1Hの話ができるか
ギャラの話ができるか
集客できるか
確実な知り合いは多いか
向上心はあるか
趣味は多いか
自分の商品価値をプレゼンできるか


全て出来ないといけない訳ではない。
ただ、少なくともこれぐらいは最低限必要だと私は考える。
また、足りない部分は補ってもらえる友達や仕事仲間、発注先があると良い。
フリーランス=個人事業主=社長であり部長であり広報宣伝であり、営業・経理、平なのだ。


もちろん、がむしゃらな時期があっても良い。
ただ、夢と願望をはき違える事だけは避けてほしい。

身近な目標、それを達成するための手段、それをやる目的。
常にその繰り返し。


そして、何より忘れてほしくないのは決して一人では生きていけない世界だということ。
ただ、それも個の力ありきの話。
でも、一人の力は一人で築き上げたものではないということ、見えてないだけで誰かの力があって今生かされているということ。


所詮趣味であり娯楽の音楽。
しかしそれを仕事にしようと思う事だけでもすごいパワーだと思う。
だからこそ、成功させたい。


もしここまで読んでいる人が20代前半なら、時々立ち止まるくらいで良い、勢いと情熱で行けるとこまで行ってみてほしい。
どんな形でも良いから、いつか一緒に仕事が出来ると嬉しい。
もし、20代後半なら、是非共に考え情報交換をしたい。
若い力とアイデアで今の音楽界を盛り上げ、支えれるような仲間を今後も増やしたい。
そして自分自身成長したい。


そんなことを思った一日であった。


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