さて、本題のコンクール本番。
前日リハ（ピアノ合わせ）では受付時に原譜のチェックをされます。
その後ホワイテにて待機しますが、そこではバンドレン・ＢＧの小物の販売やセルマー社の楽器が多数展示されていました。
さて、伴奏ですが人によっては連れてきたりしますが自分は公式伴奏者を依頼しました。
前日リハでご対面、伴奏者の名前はペトロフ・ピーターさん。
ブルガリア出身の方で2002年のコンクールでも公式伴奏者を務めた方です。
リハの時間は40分、ゴトコフスキーを一回通しパスカルも気になる点だけ確認し20分で終えました。
前回・前々回の参加者の皆さんから伴奏合わせを目一杯使ったり伴奏者に注文を多く付けるのは良いとは言えないとアドバイスをもらったので（というか自分次第）早々と切り上げたらすごく喜んでくれお茶に行きました（笑）
そして本番当日。
受付を済ませ、最終リハを終え舞台袖に移動。
つたない英語とフランス語を交え、共に良いアンサンブルをしましょうと彼に伝える。
彼は最初顔に「？」という表情をしましたが、彼はその後笑顔で
「Of course!But you only think about you.」
と言ってくれました。
自分はソロの本番は本当に少なく、しかもどれもこれもスリリングな本番でした。
今回、ディナンという大舞台での本番で公式伴奏という不安の中で、彼の伴奏で色々な不安や緊張がほどけました。
それが良いのか悪いのか、色んな意味で本番は楽しめました！
ゴトコフスキーは最初と最後やらかしました・・・。
バッハはミスは多かったもののやりたい事は出せた気がします。
パスカルは何かが見えた気がしました。
そして色々な事を感じましたがそれはまた後の日記に書きたいと思います。
日本時間では深夜にも関わらず多くの友人が応援してくれました。
メッセージをたくさんいただきました。
本当に嬉しかったです。
ありがたいですね。
写真は演奏後の伴奏者との一枚。
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