仕事が19時40分ごろに終了し家路を急ぐ。
途中で郵便局の不在票(郵便局って融通利かないから、インターホン故障してるって言っても聞き入れてくれずに在宅でもお互い気付かず不在票が入る)を持っているのを思い出し、川口某郵便局へ寄り道。
郵便局からほど近く、ワタシが30代中盤にほぼ毎日お世話になっていた蕎麦屋さん(かなり前に閉店)の前を通る。
当時、外環道の遮音壁工事をしていたから平日夜は徹夜作業前の晩ゴハン。土日は15時くらいから飲みに行ってた。
勿論今は閉店してしまっているが、自宅兼店舗なので居住スペースから照明が漏れている。
お世話になったといっても半端じゃなくて、ワタシが入店するとお母さんが必ずビール2本出してくれて(車で通ってたワタシ。当然法律違反でイケナイコトだが当時、世間的にも酒気帯び運転は結構多かった)出てくるゴハンは何故かカスタマイズされていた。
例えばかつ丼頼んでもかつ丼がなかなか出てこない。
お刺身(近所に角上水産があった)が出て、煮物が出て、天ぷらが出て、ソバが出る。
で、しれっとかつ丼まだ食べれる?なんて聞かれて丁重にキャンセルするんですが結局は出してくれる。
しかもお会計はかつ丼の料金しか取ってくれない(ビール込みでよ!)
しまいには何食べるの?って聞かれなくて、シェフの気まぐれ的にその日その日で豪華なツマミ&ゴハンが出てきた。
だからワタシは地方の名産品とかお取り寄せしては普段のお礼にと持って行ったモンだ。
そのお店にはワタシより8歳下の娘さんが店員さんとして勤めていたのだが、お母さんは結構本気でワタシとくっつけたがっていたらしい。
ワタシが飲んでる時・あるいはゴハン頂いている時にお店にお客さん居ないと必ず、ウチの〇〇子どう思うの?って聞いてきてたっけ。
でも既にワタシ、結婚というものはしないと決めていたので可愛くて性格のいい(ちょいヤンキー入ってた)娘さんでしたが
連れだって3回ほどパチンコ屋さんに行った程度で、お付合いにすら至らなかった。
ああ、でも土日はの暖簾引っ込めた後に同じ席で向かい合って晩ゴハン食べてたな。
しかし現場が終了し、当然ながらワタシは次の現場(第二東名の遮音壁設置で3年ほど中部地区へ)に向かうコトになる。
戻れても2ヶ月に2日程度。しかも当時住んでいた深谷市にある会社独身寮の部屋掃除だけしたらまた名古屋に戻るという生活で、
すっかりお店に顔を出せなくなってしまい現在に至るといった感じだ。
年に1回くらい、娘さんにショートメールやLINEで近況を聞いたりしていましたけどね。
娘さんからは、お母さん会いたがってるから顔出してって返信が必ず来ていました。
今日もねえ、悩んだんですよ。
お久しぶり!って挨拶にでも寄ろうかと。
でも時間が時間だったから今日はヤメ。早く仕事終われてもっと早い時間に行ければご挨拶に伺いたいな。
何故か本人にも聞けないでいるが、娘さんは結婚して子供育てたりして幸せでいて欲しいなぁ。
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