✿ シモバシラ (霜 柱)
シソ科の多年草で、枯れた茎に霜柱(霜華)が出来る。
茎は断面が四角形をしており、やや木質化する。
花は9月~10月頃に咲き、ほぼ真横を向いて咲く。
花冠は白く釣り鐘状で雄蕊はそこから突き出す。
シモバシラの茎は冬になると枯れ、根はその後も活動を続ける。
枯れた茎の道管に水が吸い上げられ外気温が氷点下になると、
道管内の水が凍って茎から霜華が出来る。
✿ オトコエシ (男郎花)
スイカズラ科(旧オミナエシ科)、 オミナエシ属、 開花期:8月~10月、
北海道から九州の日当たりの良い山地に多く見られる。
高さ1m程で根元から長い匐枝を出し先端に新苗を作る。
茎の下部には白い粗毛が多いが上部には少ない。
花は白色で散房状に多くつき、葉は対生し長さ3cm~15cm。