ツユクサ科の多年生植物、開花期は8月~9月。 関東地方以西の暖地の林縁などに自生し、湿気の多い土地を好みます。 5月頃から発芽し夏にかけて草丈50cm~1m前後に生長、ミョウガに似た長楕円形の葉を互生させ、葉の根元は茎を巻く葉鞘を形成します。 葉は茎の先端部だけに集中します。
8月頃になると茎の先端から花序を真っ直ぐ上に伸ばし白い花を咲かせます。 花は両生花と雄花があり、前者は白い雄蕊が目立ち、後者は黄色い葯のついた雄蕊が目立つので判別が出来ます。 白い花弁が3枚、萼も白く3枚、雄蕊6本、雌蕊1本で花冠灌の直径は8mm程です。
なお、ミョウガ(茗荷)との区別は本種の葉は表面がざらつき、葉が2列に出来ない事です。
参照サイト・・・フリー百科事典「ウィキペディア」
撮影地:調布市・神代植物公園(植物性多様センター)