二十歳で親を亡くした私には、実家がない。
子供のために、北海道に移住してからは、
自分の姉妹や親戚とも、すっかり、疎遠になってしまった。
きっと、それぞれの、葬式にすら、足を運ぶことは無いかもしれない。
それほど、物理的にも、心情的にも、距離が出来てしまっている。
私の故郷は、何処にあるのだろう。
誰もが老いと共に、親しき人たちを失い、否応なしに、
孤独になっていく。。。
その孤独は、何で、埋められていくのだろう。
と、先日は。。。
明るい未来に、おめでとうございますっ♡
などと言いながら、心の闇を書き始めてしまって、ごめんなさいね。
なんだかねぇ〜〜
私は、パリピにはなれない人種みたいで、クリスマスシーズン辺りから、
毎年、心が落ちてくるのですよ。
そんな気持ちとは裏腹に、今日は、良いお天気です。(*´◡`*)☀️
けれど。。 なんだか、微妙に、胃が痛い。。。
部屋着のズボンがキツくて、圧迫されているのかしらぁ〜〜₍₍ (̨̡ ‾᷄ᗣ‾᷅ )̧̢
幾度となく、ブログに書かせて頂いているのですが。。。
私が生まれた家には、沈丁花の花が咲いていました。
その香しい匂いを想像するだけで、すぐさま、亡き母を思い出します。
特に、雨に濡れる沈丁花の様子は、思い出すだけで、懐かしく、
幼い頃の、淡い記憶を、優しい気持ちと共に、呼び覚ましてくれます。
私は、母が好きでした。
けれども、父とは折り合いが合わず。。
(長女の私には、理不尽さを感じるほど、厳しかった)
今も、心の奥の方には、蟠りがあります。
親と子なんて… こんなものですよね。
けれど、ふたりが、一生懸命、育ててくれたことは、分かるから。
今、不意に、涙が出てくるんだと、思う。
やっぱり、苦い記憶があっても。。。
最後に、湧き上がってくるのは。。 感謝ですね。(*´◡`*)
私の心に残る故郷は、もう、何処にもない。
頭では、痛いほど、分かっている。
けれど、幼い頃に、父母や祖母が与えてくれた、
あたたかな温もりが、恋しくて、
未だに、年の瀬には「あの懐かしい場所」を、探し求めてしまう。