新進気鋭のアーティスト、『 マイケル・ホー 』による日本初個展が
TOKYO INTERNATIONAL GALLERY(TIG)で開催していたので気になって
拝見してきました。
マイケル・ホーはカリフォルニア大学ロサンゼルス校芸術学部で学び
2018年最優等賞であるラテン・オーナーズを取得。
活動拠点を東京に移し、視覚意味論と疑似教訓主義に焦点を当てた
絵画や彫刻にアメリカのポップカルチャーを取り入れ、見る者との
間に活発な対話が生じるような、より複雑な絵画の可能性を追求して
きました。
今回の作品では、”ギャラリー”という非日常空間の再定義・可能性の
模索からはじまり、”作品”と”鑑賞者”といった枠組みの中で生じる”見る・
見られる”という関係性や”理解する”という行為そのものを疑い、二者の
間に生じる”対話”の繰り返しを誘発します。
あなたは作品を理解しようとする。けれども理解できないと分かった瞬間
初めて対話が生まれるのです。
その作品の一部になります。
考慮しながら見ると、時には違う考えが浮かぶかも・・・。