Myuの日記

写真をたくさん入れた日記です。

着物で川越へ

2011-10-28 21:41:25 | 旅行
本川越駅から、9:26着で川越駅に着く友人を迎えに行った。
友人と会い…再び、クレアモールを歩き大正浪漫夢通りへ

そこのシマノコーヒー大正館へ入る。
さつまいもチーズケーキとコーヒーを頼む。

友人は紅茶だった。
そこでのんびりしていたら、時間になり慌てた。


10時半から、美々庵さんで着物を選び、着付けてもらい、軽くヘアーセットをして頂く。
出た途端、ご年配の御夫人方のお褒めの言葉に気分は、一気に高揚した。

30分位時間があったので、山崎美術館へ行く。

ここには、橋本雅邦画伯の日本画があった。
横山大観の師とする方だ。屏風とかも、素晴らしいかったが、薄くなっていてガラス越しで光っていたためよくみえなかった。
一番【刈田の雁図】が印象深く思えた。
深く簡単な線…なのに迫力のある絵。
亀屋と言う和菓子屋さんの美術館だ。
でも、一番感動したのは、この蔵づくりの建物だったのですけどね。
蔵と蔵の間に作られた空の見える空間、なのに多数の屋根に守られ、雨は降らないと言う。
それより、嬉しかったのは、お茶のサービスがあることだった。
亀屋さんの最中付きだ。
入場料\500が安いものに思える。
それに、赤い網繊を敷いたその空間の気持ちのいいことといったらなかった。

12時半から、【ささ川】さんで、お昼を頂く。
一膳懐石 \2,520

門を入り、左手の素敵な竹林をゆっくりみたいと思いながら、入口を入り名前を告げた。
お待ちしておりました。と頭を下げられ個室に案内される。
その個室だけの飛び石を置いた所、板の間があり、ドアを開けるとお部屋だった。
椅子席だが、和室に合わせ低く出来ていた。
床の間には、茶花のような、さりげない生花が飾られていた。
先付、お椀、造り、焼物、煮物、揚物、茶碗蒸し、ご飯、香の物が出てきた。
ちょっと急いで食べ、間に合いそうなので、のんびり…トイレに行き、
その部屋を出てお会計をしに一階迄行くと外で待っているのが見えた。

1時半から、シルバーボランティアのガイドをして下さる相原さんだった。
裏宿通りから、高沢通りから、札の辻に出る。
市役所方面の奥に川越城本丸御殿がある。
昔の街区分について、教わる。
そして、蔵の街へ。
それぞれの蔵の説明…うだつではないとか…
時の鐘を見て、園児達の行列に会う。
ここで再び…「きれいねぇ~!」の園児の女の子達の声に嬉しくなるのだった。

松本醤油商店へ向う途中にも、私たちよりやや年上の男のカメラマンにシャッターを向けられた。
たぶん、風景の一環だろうけど、又気分がよくなるのだった。

src="http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/27/bdc0b8e70dc1c5dd5c8e5cd4aba03fb4_s.jpg" border="0">
醤油工場は、たくさんあるが、ほとんどは機械操作なのですって!
ここは、手作業で二度と作り直せない大事な樽を使い丁寧に醸造され二年もかけて造のである。
工場の早い所では一週間でつくってしまうという。
そして、大きな醤油工場の新入社員が、研修に来る所でもあるらしい。

ここの二年かけて作った【はつかり】と言う醤油はわざわざ買いに来る方がいると言うので買うつもりだったら、見学の方用の小さな醤油を下さった。
好みもありますから、美味しかったら買ってくださいって。

そして、大正浪漫夢通りを通る。
三時の鐘がなった。
手で突いている唯一の鐘…
見に行くことになる。
三時だから、三回の間に間に合うか?心配すると、そうではないらしい。
16回鳴ると言う。
ゆっくり見ることができた。

そして、熊野神社の横を通り15号線を、渡った。
そして、成田山別院へ向うのだが、道路の向うに、つぼ焼きの平本屋さんを見て、焼き芋がとても食べたかった。
急いでいたので我慢した。

成田山別院では、定期的に行われている骨董市が開かれていた。
ゆっくり見られたら面白いものが見つかるかもしれない。

そして、友人がどうしても行きたかった喜多院へ今年も向った。
違うのは、去年はお願いできなかったガイドさんが一緒と言うことだ。
思い起こしてみると、喜多院から駅へ行けなくてかなり迷い、暗くなっていくのが不安を増していった。
美々庵まで送ってくださると言うのが、とても頼もしく思えた。
もう既にガイドさんとの約束の二時間は過ぎていた。

成田山別院を抜け、喜多院 へ。
四脚門形式で建てられている山門。
あの赤坂の日枝神社の元の神社が向うに見える。

慈眼大使天海を祭る慈眼堂が今の期間開いていた。
そんなことも、ガイドさんがいなければ、わからなかった。
と、言ってものぞき穴からまっくらで、目が慣れてくると微かに解る…
客殿に、レブリカがあるのだけど。
大師様が亡くなられた1月3日は、たくさんの人が集まると言う。
来年来てみようか?とも思う。

そして、客殿に入る。
友人は、家光の誕生の間の天井が気に入っていると言う。
お風呂は、わざわざかついて持ってくるタイプだったとか、
排便は、毎回健康状態を調べられていたとか…
春日の局の四つの部屋の天井が低いわけとか、とても楽しく話して下さる。
友達もとても満足をしていたし、私も色々な話を聞けてとても嬉しかった。
そこから、真っすぐ美々庵に向ってくれるものとばかり思っていたら、帰り道もわざわざ別の道を通って下さった。

ここは、武家屋敷でまだ観光用に整備されてないのですが…
とか、札の辻しか十字路はなかったと言いましたが、ここの三角地帯解りますか?
直角に曲がってます。
あっ!解った!!戦略上ですね。
はい、正解、スピードを出して馬で駈けて、ぶつかるもの、スピードを落とすことになります…
市役所の通りから、時の鐘の方へ入っていく。
無事に四時半頃美々庵に着いた。
楽しんでくれていたと言え、良い方だったので、心付けを…と言ったのに受け取ってくれなかった。
良い方ばかりに会った一日だった。


21,549歩だった。