旅日記(9)
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ということで、帰途。
帰りは、新潟発の飛行機で帰ることにしたんですよ。
仙台発より500円ほどチケット代が安かったし、せっかくのフリーパスなので使い倒そうと思いまして。
でも500円...
ケチらなければよかったかもしれない。
最終日は、山形から新潟に5時間かけて移動、新潟で宿泊して翌日午後イチの飛行機という予定だったんです。
まず山形11時発、米沢12時着。乗り換えて新潟の坂町というところまで3時間。
坂町から新潟まで1時間。
夕方には着くので、元気があれば観光でも...
…というのはあくまで予定。
強風で電車が止まりましてですね。
米坂線途中の小国駅で1時間。やっと出発したと思ったら30分もしないうちに山の中でまた停止。
電車のすぐ横で背の高い杉のてっぺんが円をえがくようにゆっさゆっさ揺れてるんですよ。
倒れてきたら逃げられないよなあ...。
電車って、倒木を支えるだけの強度があるんでしょうか。
結局動くまでに2時間かかりました。新潟に着いたのは夜7時。
車内の乗客が少なくて、4人がけの座席でだらけたい放題だったのが救いといえば救いですかね。
2両編成で、なんでトイレがついてるんだろうと不思議だったんですが、こういう時に備えてるんですね!
ま、これはこれで旅の味わいというものですが。醍醐味とは言わないけど。
これは、国府多賀城駅の横にあった東北歴史博物館の展示の一部。
通りすがりに無料で入れたので見てきました。