「働く、働かない、働けば」(巳年キリン著;三一書房)
「働く」ことをテーマにしたコミックをベースにした本。様々な現場で働く人たちへのインタビューや実態をベースに構成されています。
現代の労働に関わる本質的な問題を提起していると思いました。コミックというとっつき易さもあり、読み手に「自分の働く」について考えるきっかけを与える力をもっていいます。一番はじめに、「ヘルパー」の人の話が出てくるのも自分に近い問題として考えさせられました。
「格下の市民」「仕事中は人権制限される」という言葉は、深い指摘だと思います。
政府は「働き方改革」と称して様々な施策をすすめようとしていますが、それらの本質を考える上でも読んでみてはいいかなと思いました。
お勧めです。
http://booklog.jp/users/na1129jr/archives/1/4380170063
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