障害者制度改革は、障害者制度改革推進会議(2010年1月12日)発足以降、障害者権利条約と自立支援法違憲訴訟における基本合意文書を指針として、これまでの国の施策づくりではなかった障害当事者が多く参画をして議論をすすめてきました。2011年障害者基本法改正、2012年障害者総合支援法、2013年障害者差別解消法が成立し、障害者権利条約の批准がみえるところまでやってきました。しかしこれまでの議論がすべて反映されたわけでなく、多くの課題を残し、さらに議論が進行する中でも、障害者をめぐる実態はますます切実となっています。
シリーズ「障害者福祉における課題」は、障害当事者・家族を中心に、実態を伝え、今後の福祉制度のあり方について発信していく企画として計画しました。第1回目は、吹田障連協の金澤柚子さんに「広がる介護保険優先原則の影響」のテーマでお話いただきました。金澤さんは、障害者運動に長年参加されており、自立支援法違憲訴訟の原告としても奮闘されてきました。お話の中では、 介護保険優先原則(いわゆる65歳問題)への実態のみならず、障害者運動へのメッセージ、広く共同する運動の必要性についても話されています。ぜひ、ご覧下さい。
尚このシリーズは、大阪障害者センター、障害者(児)を守る全大阪連絡協議会(障連協)、きょうされん大阪支部の3者で協力して企画しました。
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