事務局長通信

「東日本大震災の今~福島からの報告」

「東日本大震災の今~福島からの報告」は、100名を越える参加がありました。
 はじめに、JDFが制作した「生命のことづけ」を観た後、JDF被災地障がい者支援センター元事務局長の和田さんより、福島県に「おける支援活動の経過や現在の状況を、写真を交えての話がありました。

 原発事故によって警戒区域にしてされた地域で、情報が届けられない、あるいは行き場所がない中で取り残された障害者が多数いたこと、ようやく事業所を再開できたとしても支援者が足りず運営が困難でした。
 また、警戒区域に住んでいた人、県外避難をしている人、自主避難をしている人等、15万人以上と言われていますが、正確につかめない要素を含めるともっと多くが避難生活を余儀なくされている、災害関連死の半数以上が福島県であるとの報告がありました。
 和田さんは、原発事故について、①まだ終わったことではない②(どこにでも)起こりうる問題③以前から指摘されていた問題であることを忘れないでほしいと最後に呼びかけました。

 地域と家族がバラバラにされた現状の中で、不安も抱えながら地域で暮らすしかない人たち。まだ原発事故は終わっていないという思いを強くし、支援活動の継続を実感した学習会でした。

 今朝のニュースでは、新しい安全基準が示され、それに基づき原発再稼働が申請されました(5地域10基)ことが報道されていました。福島の現状をどうみているのか、怒りがわいてきました(ー_ー)!!。




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