「民主主義は止まらない」(小熊英二、内田樹、三浦まり、対談・監修。河出書房新社)
SEALDsメンバーと小熊英二さん、SEALDs KANSAIメンバーと内田樹の対談を中心に、全国にあるSEALDsを冠にした地域の団体メンバーのメッセージが綴られた本です。
個々を大切にし思いを受けとめること、言葉はもちろんイメージにこだわり、相手にいかに伝えるかに徹底してこだわってきたこと、同じ冠ではあるけれど地域での運動や暮らしを大切にしてきたこと等、彼らの活動がよくわかる中身になっています。多彩であるし、とてもよく勉強し考えている彼らの姿に改めて刺激を受けました。
「社会を変える」「社会は変えられる」、問われているのは一人ひとりですね。そして、直接的な発信の難しい人たち言葉をきちんと代弁できるかも焦点だなと思いました。
〈「大人になるとは、責任を引き受けることだ」〉
〈僕らはいつだって、過去と未来から問われている。「あの約束はどうした?」〉
ドッキとしました。ちゃんと応えられるようにならないと…。
おすすめの一冊です。
http://booklog.jp/users/na1129jr/archives/1/4309247636
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