事務局長通信

ODF団体交流会

昨日(9月8日)、福祉医療費助成制度に関する内容について開催された大阪障害フォーラム(ODF)団体交流会には、30名の方が集まりました。

はじめに、制度がどのように見直されようとしているのかを資料や新聞報道等で確認しながら、参加された団体のみなさんから様々な意見を出してもらいました。

現在大阪府において、2月に出された報告書をもとに具体化が検討され来年11月から変更する方向となっています。8月31日付の朝日新聞では、現行の一回500円はそのままに、負担上限額を2500円から4500円に引き上げる等と報道されました。来年の1月からこれまで対象でなかった訪問看護利用に関わることも助成対象にするという先行する点もありますが、まだ全体像はあきらかになっていません。

各団体からは、「対象は広がると言っても限定的」「これでは負担増になりますます生活が厳しくなる」「お金がないからと言って医療を受けるのはやめられない」「本来、中軽度の方にも対象を広げるべき」「利用者に負担を求めるのではなくもっと府が財政措置をおこなうべき」等、様々な意見が出されました。

ODFとしては、①負担増でなく、制度の維持・拡充②対象拡大は当然のこととしてそこからはみ出す人が出ないようにすること③当事者が参画した中で慎重に審議をすすめることの3点を大阪府に対して要望するとともに、府議会に働きかけていくことを確認しました。

制度設計を中心に担当している部局は、低所得の方への対応も一定検討しているようですが障害者の生活実態をあまり理解していない(「障害年金だけで暮している人はいるのか」という疑問があったとのこと)ようなので、その点もきちんと伝えていく必要を感じました。医療費助成制度、この秋の大きな運動のャCントです。


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