事務局長通信

大阪社保協自治体キャラバン(泉大津市・泉南市)

午前中は泉大津市キャラバン、65歳問題に関して参加者から切実な実態が出されました。
「身障1級の障害者で10年間透析にも通っている人の相談にのっている。その人は、これまで週三回ヘルパーさんに来てもらっていたが今年1月に65歳になり、介護認定を受けたら要支援1でヘルパーさんに来てもらうのが週1回となった。本人はとても困っている」とのことでした。

事前に社保協から提出した要望に関する市の基本回答は、「優先原則はあるが柔軟に対応している」とことでした。参加者の発言を受けて出席していた障害福祉課長からは「状況を改めて確認させてほしい。個別に対応する」と応答がありました。また市の支給決定基準を見せてもらいましたが、柔軟に対応する獅ヘ書かれていたので今回の経過について後日確認したいと思います。

来年4月から介護保険の新総合事業が始まります。要支援1、2のヘルパー派遣等が市町村にゆだねられますが、今回の場合も含めて障害者の状態にあったヘルパー派遣は難しいと思います。本人の立場にたった適切なサービス提供が必要であることを今後も訴えたいと思います。

午後は泉南市キャラバン、泉大津市と同様な基本回答でした。行政区内の事業所からも「本人の状況を踏まえた支給決定に努力されていると思う」との話も聞いていましたが、泉大津市でのこともあり改めて適切な対応をお願いしました。「介護保険優先で、負担が払えない人たちが今後出てくる可能性が高いがその点はどう考えているか」との話は、制度の説明をするというだけでした。国においての減免措置を作られる流れもありますが、限定的な方向であることも指摘しておきました。

自治体職員と意見交換を積み重ねる、地域で奮闘している人たちと一緒に懇談する機会はとても重要だと改めて思いました。これからも、出来る限り回っていこうと思います。

帰りに、会員事業所に寄ってパンを買いました(^_-)-☆。

夜は、防災課題検討会での議論でした(*^^)v。


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