事務局長通信

(無題)

多くの障害者・関係者の断固反対の意見を踏みにじり、
国会のルールも無視した民主主義を踏みにじる暴挙に断固抗議!


すでに報道されているように、障害者自立支援法一部改正(改悪)法案が、多くの障害者・関係者が抗議の声を上げる中、衆議院厚生労働委員会でわずか75分間でまともな審議もされず可決されました。
自民・公明・民主党が賛成、日本共産党と社民党が反対しました。

委員会では提出されていた自公案、民主・国民・社民案を取り下げ、委員会委員長提案として1本化されたものでした。

委員会委員長提案というのは、これまでの国会運営では全会派一致が前提で、事前の理事懇談会で調整された上で出されるものですが、日本共産党が反対していたにも関わらず、提案採択ということになりました。

今後、最短の場合、6月1日衆議院本会議、参議院厚労委員会可決、2日参議院本会議で成立させるということもあり得ます。

多くの関係者が指摘しているように、自立支援法「延命」法案であるこの法律は、断じて認めるわけにはいきません。

28日、国会請願行動に回った際に、ある民主党議員の秘書は、「他の法案もあり、与党・野党の調整もあって…」と発言、「そんなことで障害者の生活が左右されていいと思っているのか、これは政治の大きな間違い、国民はちゃんと見ている」と強く抗議しました。ホント、許せないです!

民主党の今の姿勢は、すべてが参議院選挙を目当てで動いています。そのこともしっかりと考えながら、私たちは今後提起される様々な行動に積極的に参加し、あきらめずに運動を続けていきたいと思います。




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