事務局長通信

障害者生活総合支援法?

 またまた一度では覚えられない長いタイトル、「地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律」要綱(案))が示されました。概要を示した資料には「障害者自立支援法」

「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者生活総合支援法)

とするいう表現となっています。
 国はこの間も、「名称を変え、理念目的を変えることで廃止=新法となる」と説明してきました。言葉どおりに書き加えられる項目はあります。いずれにしても「公約違反」であることは間違いなしです。感心した点がひとつあります。自分たち(国)はいい名前だと思っているが、どうも「自立支援法」という名前は評判が悪い。だったら名前を変えたらええやろと考えたようですね。その徹底ぶりは、ある意味関心してしまいました。現行制度に位置づけられた「自立支援協議会」にも「自立支援」という名前が使われているので、今度は外して「協議会」という名前で法律案に書かれています・「協議会」って一般的に使用されているので、それだけでは何するところかわかりません。ある人が「総合生活支援協議会になるのでは?」と予想していましたが、「なるほど」と感心するとともに、その場しのぎでつくった証であり、怒りが更に増してきました。
 明日は、実現をめざす大阪の会会議。元原告のみなさん、関係者としっかり話ししたいと思います。
 2月29日の全関西集会には、多数ご参加ください。

集会案内はこちら…
2.29swvv.pdf

障害者生活総合支援法クイズをつくりました。該当するものを全てお答え下さい。

第一問「何故、支援という言葉が残ったのか?」
①前政権への配慮から
②「上から目線」だから
③変更がめんどくさい。

第二問「福祉の言葉が入らなかったのは?」
①憲法25条を知らない
②基本合意文書を知らない
③権利保障したくない

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記・日常」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事