長崎東洋針灸館・長崎東洋漢方薬館

科学が好きな臨床工学技士であった私が、寄り道しながら東洋医学を学び、感動をつづったブログです。

病気の順番 

2018年09月11日 | 東洋医学 鍼灸と漢方
病気の順番

東洋医学には病気の順番みたいのがある。

太陽⇒陽明⇒少陽⇒太陰⇒少陰⇒厥陰

漢方の基本である傷寒論である

同じ風邪でも生活環境や自らの強さで
飛び越えていくときがある。

未病(いまだ病いにならず)
に治すのが東洋医学の最上の治療だが

病気になった時早く治すのは本人もきつくなく
治りが速いのは当たり前

この治療時期に合わせ
漢方の種類や選び方が変わるし

鍼灸の場所も変わる
太陽は
手の太陽小腸経
足の太陽膀胱経

傷寒では太陽病は
中風 桂枝湯
傷寒 麻黄湯
となる

病気の初期

だから、麻黄が入っている葛根湯は初期に使って汗を出して効く

要は病気は日ごろの養生、初期に治しましょう。


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