名古屋市消防局のIII型(以降3型)救助車について少し語る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/55/708a830250a929bf90561cbdf63cb6db.jpg?1627224741)
現行の3型救助車は特別消防隊第一方面隊(平成22年度)と第二方面隊(平成23年度)に配置。どちらも同一製造者で製造され、外見による判別が難しくなっている。この判別が難しいという考えに至った経緯は先代の3型救助車(平成7年度・平成8年度製作車)の印象が抜けきれず、その残った記憶から求められるものである。
わたしが先代の3型救助車を始めて見たのは平成8年の出初式である。ベースとなるライジングレンジャーの洗練されたキャブ形状とそれに続く張り出されたフロントバンパー。高床仕様がその存在感を増していた。2両の3型救助車はそれぞれクレーンの格納方法に違いがあり、それは全長短縮を図った運用改善に伴うものである。また一般的に車両後方に設置されるクレーンも車両の均衡を保つため中央部に設置され、今までの3型救助車にはない佇まいだった。
車体表示にも抜かりがなく、名古屋消防の象徴ともなった「Nライン」がキャブから続く反射材と連続したデザインとして資機材シャッター部に施工された。キャブ前面には車両や所属隊の任務である「救助」のオレンジマークが表示された。これらの名古屋消防独特の成り立ちに衝撃を受け、ほれ込んだことを記しておこう。また「Nライン復活」の声も聞くが、どの車両、どの年代にも調和するとは限らないことも記しておく。
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