ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

がんになった人も、これからの人も必見ドキュメンタリー7/8上映「がんを育てた男」を観て

2017年07月20日 18時06分54秒 | たんぽぽ舎
今年はまだ、ヤマユリの香しいにおいに出会っていません。
写真は北公園の最後のヤマユリです。においは感じられませんでした。


以下たんぽぽ舎より転載します。

┏┓
┗■1.がんになった人も、これからの人も必見ドキュメンタリー
 |  7/8上映「がんを育てた男」を観て
 |  小田 実氏の発言「もうこれでよしとしよう」
 |  私もこんな風に言えるような生き方をしたい
 └──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

◯7月8日「スペースたんぽぽ」で上映された「がんを育てた男」を観ました。
タイトルの通り、この映画は、「がんとの闘い」ではない。
 自分の「死」を怯むことなく直視することによって、その余命を「いかに生き
ていくか」という一人の人間の「生きざま」を描いたものだと私は思いました。

◯肛門にがんが発見され、余命は半年から2年。骨盤内臓全摘の即刻手術、そし
てストーマ造設を提案され、「頭の中がまっ白になった」木下さん。
 (ストーマ:人工的に腹壁に設けた排泄口。人工肛門、人口膀胱など)

◯2つの選択:
 ・医師に全てを任せ、現代医療のベルトコンベヤーに乗ること
 ・自分の頭で考えて、自分で治療法を選ぶこと
  木下さんは第2を選択します。

◯セカンドオピニオンとして「患者よ、癌と戦うな」で知られる近藤誠医師を訪
れます。近藤先生は言いました。「がんを育ててみてはどうか」。この言葉で救
われたと言います→「まだ時間はある」
 そして、近藤先生以外の医師と面談する、関連する本を読み漁る…自分が納得
するまでがんと向き合う方法を探し続けます。

◯残された、「今のこの時間をどう生きるか?」
 木下さんは、仕事に出かけ、映画の試写会に行き、国会前のデモに参加し続け
ます。

◯例え手術が成功してもそれは問題を先送りにしただけ。
 いつか、必ず私たちは病と向き合い、死と向き合わざるを得ない時がくる。
 あなた、どうします? 必見ですぞ。

◯「死を意識すると、緊張がはしるね。生きる時間が意識できる」と木下さん。

◯小田 実氏は死の前に言ったそうです。「もうこれでよしとしよう」
 これは、日々、充実した生を送った人のみが発せられる言葉だと思う。
 その人の「生きざま」は同時に「死にざま」でもあるのだろうと私は考えます。
 何事もなく生きている時に、自分の死を考えるのは、とても難しい。
 けれど、私もこんな風に言えるような生き方をしたい。そんな妄想を抱く私。
 では今、何をする?安倍政権打倒であります。

☆7月23日(日)18時30分「スペースたんぽぽ」で学習会があります。
 ・「安倍改憲反対・安倍政権打倒をめざして」―
  共謀罪下の市民運動の創意工夫
   お話:福山真劫さん(総がかり行動共同代表)
 ・「加計学園追及・さらに追及を!」
   お話:浅野健一さん(同志社大学、ジャーナリスト)



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