2月18日のキャンプ座間、集会とデモ報告です。私は残念ながら体調不良で不参加。
写真はメールより使わせていただきました。ありがとうございます。
◇以下は、「オスプレイもキャンプ座間もいらない!2/18神奈川集会」アピール
私たちは2005年の米軍再編計画で、米陸軍第一軍団司令部が移駐してくることに反対して抗議しようと、11月に地元に住む女たちが基地のゲート前のバス停のベンチに座り、毎週水曜日の午後のすわりこみをはじめ、翌年の4月から毎月第3土曜日の午後、デモをはじめて、ゲート前で司令官宛の申し入れをして、今年すでに11年目を迎えました。
〇第一軍団は前方司令部として縮小され在日米軍と兼務になり、当時、基地の機能強化、恒久化に反対した座間市も、基地受け入れ派の現市長は2013年の自衛隊中央即応集団を歓迎し、また返還地に自衛隊宿舎が作られました。2017年度には、陸上自衛隊には陸上総隊という司令部が創設され、この中央即応集団が解体されることになり、日米共同部が作られるという。座間市には、1971年からの市是「基地の整理・縮小・返還」がありますが、自衛隊施設部隊の増員など、市是を破って基地の拡大につながることに抗議します。
〇この間、東日本大震災による、福島第一原発の悲惨な大事故を経験しても、アベ政権は、「命より経済」を一層進め、一部の大企業の利益優先、貧富の格差は広がり、経済政策の失敗でも、原発再稼働、戦争できる国へと暴走し、福島、沖縄をはじめ棄民政策を推し進めてきています。原発事故の避難者への住宅支援の打ち切りは、絶対にさせてはなりません。
〇今沖縄では戦争NO、新基地NOの民意を踏みにじり、高江のヘリパッド、辺野古の新基地建設へと、人権蹂躙の強権的暴力が行われ、抗議する市民のリーダーの人たちを不当逮捕、長期拘留しています。報道されない権力の暴走を、許してはなりません。私達も沖縄に足を運び、心を一つにともに闘い、一人でも多くの人に広めていきましょう。
〇12月、名護市安部(あぶ)の海岸付近に、欠陥機オスプレイが墜落し、原因究明もされぬまま、日本政府が飛行再開を認めたことには怒りを禁じえません。その欠陥機を、3600億円(本国よりずっと高値)で自衛隊用に売りつけて、自衛隊の能力を向上させることは、米国の国益に極めて重要とうそぶく米政府に、オスプレイを突き返しましょう。
〇戦闘地域の南スーダンPKOの自衛隊に駆け付け警護の任務は憲法違反であり、情報をごまかすアベ政権、稲田防衛大臣は今すぐ辞任し、自衛隊員を帰国させてください。隊員の命をもてあそぶことは許しません。
〇米国の新大統領トランプは、排外主義と虚偽と差別の政策で、就任式から数十万人の市民の抗議が広がり、さらに全世界に広がっています。
〇このトランプに莫大な手土産もって馳せ参じるアベ首相。その戦略目標は、アメリカとの同盟を利用して再軍備し、中国を封じ込めることです。トランプ政権の軍事タカ派も入閣したが、すぐに辞任し、混迷のただなか、米国も変化し、日本も変化している今、私たち一人一人が、この国をどんな国にしていきたいのかを考える時が来ています。日米同盟のアメリカが揺らいでいる今こそ、アメリカに付き従う半主権国家から日本が自立するチャンスととらえ、日米地位協定の抜本的改定の運動を広げ、沖縄の新基地建設と人権侵害をやめさせましょう。
今、テロ等組織犯罪準備罪という名に変えた共謀罪を制定しようともくろみ、市民を監視、管理し、戦争国家へと突き進もうとしているアベ政権の暴走を、何としても止めなければいけません。憲法を中心に据え、戦争国家への道を止めましょう。
沖縄で、全国で、さらに全世界で、NO WAR! NO BASE! NO NUKES! という目的のために闘っている人たちと、不屈の心で連帯していきましょう!
2017年2月18日
バスストップから基地ストップの会
__________
申し入れ書
在日米軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット少将様
陸上自衛隊中央即応司令官 小林 茂 様
座間駐屯地司令 豊田 真 様
先ず先月の申し入れの際に遅れて来たにもかかわらず、遅れた理由も名前すら名乗らなかった自衛隊の方の非礼について抗議します。毎月決まった申し入れ時間で立ち合いに遅れたのであれば説明責任が有ります。上官から受けた命令以外市民の質問に答える必要は無い等と考えている時点で荷が重かったのではと思います。今後はちゃんと職務を果たせる方の対応をお願いします。
トランプ新大統領に尻尾を振る忠犬安倍首相
大統領になる前から在日米軍駐留費の増額を明言していたトランプ新大統領。日本として日米地位協定の見直しなど交渉する良い機会になるのではと思いましたが安倍首相はスリスリとトランプ氏の別荘でゴルフを楽しむなど蜜月アピールに終始。一体どこの国の首相なのか?安倍首相はトランプ氏と仲良くなったと浮かれる前に日本で起きている厳しい現状の解決を全力で果たしてもらいたい。
沖縄で起きている問題
昨年10月17日に辺野古・高江の新基地建設に反対している沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが不当逮捕された。器物損壊、傷害、公務執行妨害、威力業務妨害などを罪名に挙げているが反対運動潰しのためのでっち上げ逮捕だ。そもそも法律を破っているのは国であり戦争のための基地建設に反対するのは市民として当然の権利だ。反対派を暴力で圧殺しようとする今回の弾圧に対して猛烈に抗議します。山城さんの早期解放を求めます。
昨年4月にうるま市で起きた20歳の女性強姦殺人事件のケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告が「そこに彼女がいたのが悪い。」と責任転嫁の発言をしました。米軍属による卑劣な犯行に怒りを覚えますが在日米軍がそこになければ起きなかった事件です。沖縄県の米軍がらみの性犯罪発生率は全国でも群を抜いています。市民が殺人を目的にする軍隊と同じ社会で暮らす事は出来ないのです。
大統領令を乱発するトランプ氏
1月27日、アメリカへの移民入国に対する大統領令により大混乱が発生した。シリア、イラク、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イエメンのイスラム圏7か国だけの恣意的なもので2月3日には連邦地方裁判所から執行差し止めを求められた。前記の7か国がテロに関与しているさしたる証拠も無く効果に対しても疑問を感じます。大統領令を出す前に他の手段は無かったのでしょうか?
メキシコに壁を作ると大統領選の際に息巻いてみたもののそんな壁のどこに正義があるのか?
アメリカのTPP離脱は結構ですが、TPP参加に望みを託している日本の安倍首相はどんな気持ちでトランプ氏の忠犬を演じているのでしょう。
どちらにしても強権発動をするのはアメリカが弱体してきた証しです。まともな外交が出来ないアメリカの動向なんかに私達は左右される気は毛頭有りません。基地を無くし平和な生活を取り戻すまで抗議を続けます。
2017年2月18日
バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同
写真はメールより使わせていただきました。ありがとうございます。
◇以下は、「オスプレイもキャンプ座間もいらない!2/18神奈川集会」アピール
私たちは2005年の米軍再編計画で、米陸軍第一軍団司令部が移駐してくることに反対して抗議しようと、11月に地元に住む女たちが基地のゲート前のバス停のベンチに座り、毎週水曜日の午後のすわりこみをはじめ、翌年の4月から毎月第3土曜日の午後、デモをはじめて、ゲート前で司令官宛の申し入れをして、今年すでに11年目を迎えました。
〇第一軍団は前方司令部として縮小され在日米軍と兼務になり、当時、基地の機能強化、恒久化に反対した座間市も、基地受け入れ派の現市長は2013年の自衛隊中央即応集団を歓迎し、また返還地に自衛隊宿舎が作られました。2017年度には、陸上自衛隊には陸上総隊という司令部が創設され、この中央即応集団が解体されることになり、日米共同部が作られるという。座間市には、1971年からの市是「基地の整理・縮小・返還」がありますが、自衛隊施設部隊の増員など、市是を破って基地の拡大につながることに抗議します。
〇この間、東日本大震災による、福島第一原発の悲惨な大事故を経験しても、アベ政権は、「命より経済」を一層進め、一部の大企業の利益優先、貧富の格差は広がり、経済政策の失敗でも、原発再稼働、戦争できる国へと暴走し、福島、沖縄をはじめ棄民政策を推し進めてきています。原発事故の避難者への住宅支援の打ち切りは、絶対にさせてはなりません。
〇今沖縄では戦争NO、新基地NOの民意を踏みにじり、高江のヘリパッド、辺野古の新基地建設へと、人権蹂躙の強権的暴力が行われ、抗議する市民のリーダーの人たちを不当逮捕、長期拘留しています。報道されない権力の暴走を、許してはなりません。私達も沖縄に足を運び、心を一つにともに闘い、一人でも多くの人に広めていきましょう。
〇12月、名護市安部(あぶ)の海岸付近に、欠陥機オスプレイが墜落し、原因究明もされぬまま、日本政府が飛行再開を認めたことには怒りを禁じえません。その欠陥機を、3600億円(本国よりずっと高値)で自衛隊用に売りつけて、自衛隊の能力を向上させることは、米国の国益に極めて重要とうそぶく米政府に、オスプレイを突き返しましょう。
〇戦闘地域の南スーダンPKOの自衛隊に駆け付け警護の任務は憲法違反であり、情報をごまかすアベ政権、稲田防衛大臣は今すぐ辞任し、自衛隊員を帰国させてください。隊員の命をもてあそぶことは許しません。
〇米国の新大統領トランプは、排外主義と虚偽と差別の政策で、就任式から数十万人の市民の抗議が広がり、さらに全世界に広がっています。
〇このトランプに莫大な手土産もって馳せ参じるアベ首相。その戦略目標は、アメリカとの同盟を利用して再軍備し、中国を封じ込めることです。トランプ政権の軍事タカ派も入閣したが、すぐに辞任し、混迷のただなか、米国も変化し、日本も変化している今、私たち一人一人が、この国をどんな国にしていきたいのかを考える時が来ています。日米同盟のアメリカが揺らいでいる今こそ、アメリカに付き従う半主権国家から日本が自立するチャンスととらえ、日米地位協定の抜本的改定の運動を広げ、沖縄の新基地建設と人権侵害をやめさせましょう。
今、テロ等組織犯罪準備罪という名に変えた共謀罪を制定しようともくろみ、市民を監視、管理し、戦争国家へと突き進もうとしているアベ政権の暴走を、何としても止めなければいけません。憲法を中心に据え、戦争国家への道を止めましょう。
沖縄で、全国で、さらに全世界で、NO WAR! NO BASE! NO NUKES! という目的のために闘っている人たちと、不屈の心で連帯していきましょう!
2017年2月18日
バスストップから基地ストップの会
__________
申し入れ書
在日米軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット少将様
陸上自衛隊中央即応司令官 小林 茂 様
座間駐屯地司令 豊田 真 様
先ず先月の申し入れの際に遅れて来たにもかかわらず、遅れた理由も名前すら名乗らなかった自衛隊の方の非礼について抗議します。毎月決まった申し入れ時間で立ち合いに遅れたのであれば説明責任が有ります。上官から受けた命令以外市民の質問に答える必要は無い等と考えている時点で荷が重かったのではと思います。今後はちゃんと職務を果たせる方の対応をお願いします。
トランプ新大統領に尻尾を振る忠犬安倍首相
大統領になる前から在日米軍駐留費の増額を明言していたトランプ新大統領。日本として日米地位協定の見直しなど交渉する良い機会になるのではと思いましたが安倍首相はスリスリとトランプ氏の別荘でゴルフを楽しむなど蜜月アピールに終始。一体どこの国の首相なのか?安倍首相はトランプ氏と仲良くなったと浮かれる前に日本で起きている厳しい現状の解決を全力で果たしてもらいたい。
沖縄で起きている問題
昨年10月17日に辺野古・高江の新基地建設に反対している沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが不当逮捕された。器物損壊、傷害、公務執行妨害、威力業務妨害などを罪名に挙げているが反対運動潰しのためのでっち上げ逮捕だ。そもそも法律を破っているのは国であり戦争のための基地建設に反対するのは市民として当然の権利だ。反対派を暴力で圧殺しようとする今回の弾圧に対して猛烈に抗議します。山城さんの早期解放を求めます。
昨年4月にうるま市で起きた20歳の女性強姦殺人事件のケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告が「そこに彼女がいたのが悪い。」と責任転嫁の発言をしました。米軍属による卑劣な犯行に怒りを覚えますが在日米軍がそこになければ起きなかった事件です。沖縄県の米軍がらみの性犯罪発生率は全国でも群を抜いています。市民が殺人を目的にする軍隊と同じ社会で暮らす事は出来ないのです。
大統領令を乱発するトランプ氏
1月27日、アメリカへの移民入国に対する大統領令により大混乱が発生した。シリア、イラク、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イエメンのイスラム圏7か国だけの恣意的なもので2月3日には連邦地方裁判所から執行差し止めを求められた。前記の7か国がテロに関与しているさしたる証拠も無く効果に対しても疑問を感じます。大統領令を出す前に他の手段は無かったのでしょうか?
メキシコに壁を作ると大統領選の際に息巻いてみたもののそんな壁のどこに正義があるのか?
アメリカのTPP離脱は結構ですが、TPP参加に望みを託している日本の安倍首相はどんな気持ちでトランプ氏の忠犬を演じているのでしょう。
どちらにしても強権発動をするのはアメリカが弱体してきた証しです。まともな外交が出来ないアメリカの動向なんかに私達は左右される気は毛頭有りません。基地を無くし平和な生活を取り戻すまで抗議を続けます。
2017年2月18日
バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同