ブーゲンビリアのきちきち日記

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独立派が過半数 カタルーニャ州議会選

2012年11月28日 16時57分30秒 | その他いろいろ(原発)
写真は買って来たバラですが、庭ではピースがつぼみを付けています。
寒いので、切って来て、私の部屋にいれようか迷います。

以下東京新聞より


独立派が過半数 カタルーニャ州議会選
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012112602000235.html?ref=rank

【バルセロナ(スペイン)=野村悦芳】スペインからの分離独立を争点にした北東部カタルーニャ自治州議会(定数一三五)選挙は二十五日、即日開票の結果、急進的独立派「カタルーニャ左翼共和党」が議席を倍増させて第二党に躍進するなど、独立派四党で計八十七議席を確保した。独立派の与党「集中と統一」は大幅に議席を減らしたが、第一党を維持し、独立派の上位二党で過半数を占めた。

 独立を問う住民投票の実施を公約する集中と統一は十二議席減の五十議席、カタルーニャ左翼共和党は十一議席増の二十一議席となった。独立反対派では、カタルーニャ社会党が八議席減で二十議席に後退し、国民党は一議席増の十九議席だった。

 独立を求める民意は明らかになったものの、集中と統一が今後、他の独立派をまとめ、中央政府の強い抵抗を押し切って、住民投票を実施できるかは不透明だ。集中と統一を率いるマス州首相は支持者を前に「議席減を謙虚に受け止めるが、独立を求める勢力はまだ大勢を占めている。他党と協力しながらやっていきたい」と述べた。

 国内総生産(GDP)の約二割を担うカタルーニャは債務危機の直撃を受けて州の借金が拡大。州住民の間には自州の税金が不当に他州で使われているとの不満が広がり、独立機運はかつてないほど高まった。好機とみたマス首相は議会解散に打って出たが、中央政府も「住民投票は違憲」と訴えるなど、けん制を強めた。

 十月のバスク州議会選やベルギー統一地方選では、いずれも分離独立を求める勢力が躍進している。

 <カタルーニャ自治州> 1977年に自治権回復に関する暫定協定が結ばれ、自治政府が40年ぶりに復活した。北部バスク自治州などとともに、民族意識が強いとされる。住民の約7割がスペイン語とともにカタルーニャ語を話し、地中海交易が発達した中世以来、独特の文化を持つ。9月11日に独立を訴える大規模デモが発生。自治州政府のマス首相が「自決権を行使する時が来た」と州議会選の繰り上げ実施を表明するなど独立機運が高まった。州都は人口約160万人のバルセロナ。



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