マイクロソフトのコンフォートマウスを改造してみました。
家のMac(Snow Leopard)では動くものの、会社では最近Windows10にバージョンアップし、IntelliMouseが使えなくなってしまった。イラレ(イラストレーター)使いとしては結構不便で、似たような5ボタンマウスを購入。それがComfort Mouse 4500(以下Comfort mouse)でした。
家のMac(El Capitan)では使い物にならなかったやつを、今回バラして、ついでに改造(?)してみました。
●Comfort Mouseのここが良い!ここがダメ!
5ボタンマウスのコンセプトはいいが、買ってみたら5ボタンマウスじゃなく、7ボタンマウスだった!お得だった?
スクロールにもボタンがついていて、好きなキーをカスタマイズで割り当てられるのは〇!私の場合、サイドボタンの左にctrl、右にaltキー、スクロールボタンにshiftキーを割り当てています。スクロールのボタンはカスタマイズできるボタン以外にも、デフォルトでチルトボタンがついていて、左右に傾けると、ページが進んだり戻ったりして便利。この左右のボタンを合わせると、全部で7つボタンがついていることになります。しかし、このチルトボタンは誤作動が多い。Logicoolのマウスにも同様の機能のマウスがありますが、精度的にはるか彼方に遠く及ばないのが現実。この辺りの使いにくさはネット上にたくさん散見されています。
●スクロールボタンよりもチルトボタン優先!?
イラレ使いはshiftキーを押しながら、altキーを押しながらマウスクリックすることや、shiftキーを押しながら、マウスクリックすることなどあります。それを片手で実現していたのがIntelliMouseでしたが、Comfort Mouseでは、このスクロールボタンを押すたびにチルトボタンに触ってしまっているようです。しかも、このスクロールボタンはチルトボタンより優先度が低いようで、思ったように動かないこともしばしば。それならば、いっそのことチルト機能をなくしてしまおう。ということで、バラシ実行!
滑りシートをはがすと、ねじが三つ。下はトルクスねじT8、上二つはトルクスねじT7です。
5つのプラスねじを取ったら、横のコネクターを外します。
90度くらい持ち上げます。白丸の個所がチルトボタンのスイッチを押すアームです。
こいつをニッパーで切ってしまいます。
こんな感じです
チルトは使えなくなりましたが、中央ボタンに割り当てたキーをしっかり選択できるようになりました。これぞプロ用マウスです。