からだ工房 中村神経筋整復院

身体の使い方やスポーツ・健康について

靴の合わせ方

2014-10-13 20:34:25 | 日記
今回は靴について(シューズ)スポーツ選手を見て思うことは合わない靴を履いている人が意外に多いと感じます。
特に長さ(実長)は25センチしかないのに27センチの靴を履いているような選手なぜ?と思うかもしれませんが幅に合わせると
このようなことが起こるのです。何が問題かというと靴の裏を見てもらうとわかると思うのですが拇指球のところに溝があるはずです
ここから曲がるようにできているのですが、拇指球の位置がずれているので曲がりにくくなり足底筋膜炎などの痛みや外反母趾になりやすくなります。
幅広の人は4Eとかワイドと表示してある靴を選ばなければいけません。インソールが外れる靴を選び足を乗せてみる幅がはみ出していないか、長さに関しては、インソールの長さが自分の長い指から2横指~親指幅の余裕があること、このことを捨て寸と呼びます。また靴ひもが上手にしばれていない選手も多く見受けられます。そうするとストップすると足が靴の中で前方に滑っていき外反母趾や内反小指になりやすいですし滑るため次の動作に遅れる傾向が見受けられます。また別売りのインソールを入れる場合ですが、直線しか動かない(短距離)なら構わないのですが、コーナー走などの場合、捻じれやすいインソールは踏ん張りが効かない為効率が悪くなります。ショックを吸収するということは反発力を軽減されスピードが遅くなる場合があります。またインソールはメガネと同じだと思ってください。治るわけではないので、足の強化はしなければいけません。

テニスエルボー

2014-10-08 08:10:45 | 日記
今回はテニスエルボーについて考えて見ましょう、テニス選手だけでなくゴルフ選手にも多く診られます。えっ?思われたかもしれませんね。ゴルフはゴルフ肘じゃないの?ところがゴルフ選手のテニス肘は意外と多いのです。ゴルフの場合リード側のテニス肘です。テニス肘は上腕骨上顆炎といいます。問題は肘の問題ではなく前腕や手首の使い過ぎなのですが、そこの炎症をとってもすぐ痛みがぶり返してしまう選手が多いですよね。前回もお話しましたが、身体はユニットで動きます。肘はどこのユニットですか?そうです上半身のユニットです。肘だけではなくユニット全部を統合しなければよくならないのです。

膝の痛み(ソフトテニス)

2014-10-06 17:59:06 | 日記

スポーツ選手の膝の痛みについてソフトテニスの選手を例にとって書いてみます。
膝が痛くなる場所としては膝前面、膝裏、膝内側、膝外側に分けられます。
成長期痛とか、半月板損傷、靭帯損傷などが見受けられます。この部位の損傷は結果であり、この部位だけ治してもスポーツをすると痛いという症例をよく目にします。なぜでしょう?特に成長期痛と呼ばれる場合は使い過ぎが問題です。休ませれば痛みは軽減するのですが動くと又痛くなることが多いです。ソフトテニス選手の症例は左膝の内側及び前面の痛みでした。右利きの選手でしたので、左下肢が踏み込み足となります。結果かいうとフォームの問題もありましたが、左足首の問題と胸椎の回旋可動域に問題がありました。痛い場所から離れた部位に問題が見つかることはよくあります。

なぜあなたのからだは良くならないのか?

2014-10-06 11:36:39 | 日記
あなたは治療もしているのによくならない経験をしたことは、ありませんか?
たとえば、腰が痛く診てもらって、骨には問題ないですね、または骨が変形してますね。どちらにしても、消炎鎮痛剤と貼り薬だしときますね、電気治療しましょうね。それでもよくならないなぜでしょう? それは痛い場所しか見てないからです。または、身体の使い方が効率的ではないのです。 よく言う言葉に(木を見て森を見ない)腰を診ているが、あなたの身体全体は診ていないかたです。痛みは警告信号です。どこかに問題がありますよ、注意してください修理してくださいというようにです。車のオイルランプやPCウィルスの警告信号はすぐ対応するのに、痛みの信号には蓋をしていませんか?痛みは一時的に消えても身体は悲鳴を上げていますよ。