涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

だけどそれは、きっと誰かじゃなくソコに立てなかった俺のため

2018-07-07 21:28:51 | チラシの裏
雑記。


■鈴木みのるの大海賊祭に行ってきた

先日、鈴木みのる30周年の大海賊祭に行ってきた。



雨の中大勢の人たちが来ていて、チョロっとしか見えなかった。
だけど、俺のヒーロー、鈴木みのるを生で観ることが出来た。
やっぱり配信やテレビで観るのとは存在感が違ったぜ。
しかもここ一番でしか見せない白みのるだ。
覚悟を決めた時にしか履かない白のショートタイツのみのるだぜ。たまんねえよ。

あと、オカダもカッコ良かったな~。
俺が辛うじて写真撮れたのは宙に舞っているレインメーカードルくらいだけども。



そして前から欲しかった鈴木軍Tシャツ、ゴッチ式パイルドライバーTシャツ、鈴木軍タオル(大)をようやく買えたぜ。



欲しかった鈴木軍グッズも買えた。
ゴッチ式パイルドライバービールも飲めた。
ストマックホールドラーメンも食べた。高山への募金も出来た。
ちょっとしか見えなかったけどKESもオカダもみのる(白)も観られた。
最高のイベントだったよ。

なお、その大海賊祭りのオカダ戦は今週のワールドプロレスリングで放送されるらしい。




あと、みのるの貴重なドキュメンタリーも良かった。




特にお金の話は本当に熱かったな。皆があまり言いたがらない本質を突いている。
ここまで金に真剣に向き合っているからこそ、大海賊祭で無料開催した時、説得力がすげぇ出るんだ。


■今日の気になっているゲームソフト

・「AI : ソムニウムファイル」


「Ever17」を手掛けた打越鋼太郎氏の新作。
キャラクターデザインは「NO MORE HEROES」のコザキユースケ。
見た感じサスペンス・ミステリーもののアドベンチャーだと思う。
「ワールドエンド・シンドローム」もそうなんだけど、俺の中で今サスペンス系のADVをやりたい欲が高まっている。
こういう時に積んでいる科学アドベンチャー系をやりたい気分だ。

・「Anthem」


「ドラゴンエイジ」や「マスエフェクト」シリーズを手掛けてきたBioWareの新作。
オンラインがどの辺まで影響するのかが心配だけどソロプレイでも楽しめそうなので多分これは買うと思う。


■W杯日本代表に思った事

ベスト16でベルギーに敗れる。
あの試合は俺もリアルタイムで観ていた。
「感動した。良い試合だった」「惜しかった」という論調をその後のニュースやSNSで目にした。
だが、俺はあの試合には特に感動は覚えなかったし、寧ろ勝てる試合を取り逃した勿体ない試合にして、ベンチワークの采配や終盤のゲームプレイの質においては負けるべくして負けた試合だったと思う。
まず、後半65分くらいまでの日本は本当に素晴らしかった。
前半から飛ばしてくるベルギーの攻撃陣をヒヤヒヤさせながらも躱していき、後半に入って一閃のカウンターで先制。
その後も前掛かりになってくるベルギーに対して劣勢になるどころか追加点となる2点目を獲得してのけた。
俺はこの状況を観た時、マジでベスト8行くんじゃないかと、夢を見てしまった。
だが現実は御覧の通りだ。
フェライニやシャドリといった攻撃の枚数を増やされ、事故に近い形で1点を返された後もベンチワークも後手後手。
案の定フェライニのヘッドで追いつかれ、終いにはロスタイムで逆転を許してしまった。
西野さんとしては今大会も持っていた男・本田を入れ、打ち合いにすることで反撃したかったのだろうけど、もう日本も足が止まった状態になっており、頼みのFKもクルトワに止められてしまった。
結果論でしかないが、2点リードして相手が攻撃の枚数を増やしてきたところで守備に重きを置いた戦術でも良かったのかもしれない。
植田を投入して5バックにするなり、吉田を1列前に上げるなり、攻撃を凌ぎ切る方法はあった。
一方で攻撃に重きを置くにしても、足が止まり出していたフェルトンゲンを狙い撃ちにした攻撃の組み立てをするべきだった。
この辺はセル爺と同じ考えだ。

【セルジオ越後】「惜敗」はなんの慰めにもならない。そこに差があることを認識しないと

試合を終えて、今回のW杯での日本代表の個人的な総括としては以下になる。

●良かった点

・全く期待されていない中でグループリーグ突破という快挙
これが非常に大きい。
開催前のハリルホジッチ解任。
西野さん着任から準備期間がロクに無い中での代表選考とコンディション調整。
ここまで時間が無い中でベスト16まで行けたというのはほぼ奇跡に近いと思っている。
同じことをもう一度やれと言われても再現は難しいだろう。
この後良くなかった点をブチブチ書いていくが、そんな不満も「でもこの状況でベスト16まで行けたのだから……」の一言で帳消しにすることも出来る。
それだけこの結果は予想もしていなかったし、まさに嬉しい誤算だった。
3連敗して帰ってくると思われていた連中はベスト16まで行き、ベルギー相手に接戦を繰り広げた。
物は言いようだが紛れもない事実であるし、この点に関しては本当に素晴らしいと思う。

●良くなかった点

・運とレギュレーションに助けられた日本代表
ベスト16という結果を残した日本代表だが、では実力で行けたのかというとそうでもない。
初戦のコロンビア戦は序盤に相手が10人になった状態で辛くも勝ちを拾ったと言っても良い内容。
次戦のセネガルでは良い試合内容を見せるも2回もビハインドにされた上で、辛くも引き分けに持ち込めた。
3戦目のポーランド戦はレギュレーションを逆手にとり、「負けているのに試合を放棄してコロンビアに全てを託す」という、フェアプレーという名のアンフェアな行為が行われた。
ベスト16のベルギー戦では試合中盤までは理想的な試合運びをするものの、終盤にフィジカル負けしたあげくベンチワークも外してしまい逆転負け。
この内容をベスト16まで行った快挙と片付けて良いのかどうかという問題だ。
俺個人としては、とてもじゃないが褒められた内容じゃない。
試合結果も1勝1分け2敗。負け越している。
そもそもベルギー戦で顕著に出たように、日本は昔からフィジカル任せの攻撃、とりわけ高さに弱い。
その上今回セットプレーでも失点するシーンが多く、守備組織には疑問点ばかり浮かび上がった。
守備組織の収穫としては昌子という若いDFが躍動したことくらいだろう。
昌子は今後海外でプレーする機会も出てくると思うので、チャンスをしっかり掴んでほしい。
それ以外の守備に関しては正直言って良くなかった。
まあそれもハリルホジッチ解任~開催までの準備期間に関わってくるので酷な話でもあるのだけど。
この部分は協会の采配によるところも大きい。結果が出たので田嶋会長続投で済まされるのかどうかは甚だ疑問だ。

・ポーランド戦やベルギー戦で見せた采配やベンチワークが良くない
勝ち抜けが決まったわけではないポーランド戦で、ターンオーバーを敷いては来たが全く機能せず、それどころかあんな恥をさらすような試合を展開してしまった点。
ベルギー戦で終盤のゲーム作りにおいて後手後手になってしまい対抗策なく負けていった点。
今回の西野さんの采配は運に助けられていなければ機能していなかったんじゃないか。
ポーランド戦に関してはあの10分だけを切り取って議論されるべきものではなく、そもそもあのような展開になった要員、その前までの試合の内容、遡ればやはりW杯の準備期間に起こった事まで話し合われなければならないと思う。
とは言ってもそれだけ衝撃的な10分間であったのは事実で、スポーツ競技としてサッカーを観る俺としては、アレはスポーツマンシップに欠ける行為で、結果以前の問題だと思う。
ベルギー戦に関しては上述の通り、守備に重きを置くなら植田、攻撃に重きを置くならフェルトンゲン狙いという手もあった。
しかし西野さんはその手法を取らずに本田に託したが、結果を出す事は出来なかった。
山口に至ってはロスタイムの失点に際しての大きな要因になってしまった。
これらの点から、西野さんの采配は当たっていなかったと思う。
そう思うからこそ、「感動した」「善戦した」と思うことが出来ないのだ。
そもそも2点勝っている状態で捲られて敗退するっていう試合を善戦した・惜敗という表現が適切とは感じない。
何度でも言うがあの試合は勿体ない試合。ベンチワークで敵におくれを取り、負けるべくして負けた試合だ。

今回の敗戦を以て、日本代表はまた世代交代が進んでいくだろう。
同時に次の代表の若手はただの若手ではなく、東京五輪の代表をも背負う事になる。
そういう意味では今回の代表にそういった10代・20代前半の若手がもう少し欲しかった部分もあるけれど、すんでしまった事は仕方がない。
今後は東京五輪や次のカタール大会に向けて若い選手にどんどん国際舞台を経験させていく期間になる。
俺としては親善試合はもちろん、2019年アジアカップも若手主体で行って欲しい。多少の結果は目をつぶるよ。
2020年、2022年で今回以上に世界と渡り合える代表を築いていって欲しいと願い、今後も応援するだけだ。
次は勝とうぜ。


■今日の1曲

Creepy Nuts「スポットライト」
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