こんにちは♪ 奈村工務店の近藤です
前回のブログでご紹介させて頂きました「間・編」のつづきの長話しにお付き合い下さいませ・・・・。
平木部長:談
「春は木々の枝々一面に咲き誇る見事な桜の花を見てその美しさに『感動』する花見(梅・桜)という風習は日本全国で見られますよね。夏は夜の涼しさを楽しむ花火、秋は紅葉を楽しむ紅葉狩り、冬は厳しい寒さの中でも雪見障子から見る雪景色を楽しむ等々・・・日本では四季を楽しむ文化があるんですよね。四季にはそれぞれの『旬の味覚』がありまして 春は竹の子、夏は鱧(はも)、秋は松茸、冬は南瓜(かぼちゃ)・大根・蟹(カニ)。
正月は『御節(おせち)』に『お雑煮(おぞうに)』。最近では『御節(おせち)料理』を作る家庭が少なくなったと聞きますが『お雑煮(おぞうに)』は作って食べるという家庭はそう少なくないんですよね。住む場所(地域地方)により『お雑煮』の種類・味・入れる具材が違うのも『お雑煮』の特徴なんですね。味噌(白味噌・赤味噌)、餅だま、あんころ餅、焼き餅を入れる等々・・。」
近藤:「うちは白味噌ですよ。やっぱり京都に近いからですかね?平木部長の家は?」
部長:「うちとこは合わせ味噌ですわ。ちなみにお正月に『お雑煮』の味で、しばしば夫婦喧嘩にもなる家庭も多いらしいですよ(出身地ちがうため)。」
近藤:「そう言えば、我家もありました。えっ何でそんなん入れるの?みたいな。」
部長:「例えば、京都のお雑煮は白味噌・かしら芋・金時ニンジンです。地域地方によって旬の具材や特産物を工夫して料理してるんですね。人が生活(生きていく)していく為には、『食べる事』が原点なんですよ。最初は、ただ食べるだけから、『旬を美味しく味わう』味覚を良くする工夫して食べるに変化してきたわけですよ。例として、料理の色合い→器をかえる→器に逢うテーブル→テーブルに逢う部屋→建物(生活・食文化にあった建物)を考える=その地域地方に合った家屋を造る。
日本料理は和風料亭、洋風料理は洋風のレストラン、イタリア料理はイタリア風のレストラン、インド料理はインド風、建物は食文化によって特徴付けされてきたとも言えるんですよ。」
近藤:「食べ物と建物・・・ひらがなで書くと似てますけど(笑)・・こじ付けのように思うんですけど・・・」
部長:「何を言うてるんですか!」「特に日本ではこれが密接に関連してくるんですよ。例としては、米を食べる(稲作)→わらで屋根を造る→縄をつくる→合掌つくりにこの縄で柱や梁を固定するのに使う、などなど建築部材として使われてきたものは「食」と関連しているんです。(世界遺産・白川郷の合掌造りの家)
その結果が現在の日本家屋の『プロトデザイン』の要因の一つとなってきたと思うんですよ。もちろん気候風土も重要な一因にあるのは当然ですが・・・・。もっと昔の話しをしましょうか?人は食べるため→火を使う→入れ物に土器を使う→土器→焼き物技術の発達→瓦を屋根材として使ってるでしょ? 稲作→定住→食糧保管用の倉庫→高床式→住居→丈夫な住居→工夫→建材技術の発達(貝殻→稲のわら・・)。=全て『食』が原点なんです。どうですか?これでもこじ付けやと言うんですか?」
近藤:「何だか判ったような~、判らないような~」
部長:「まだそんな事言うてるんですか!」「いいですか、『衣』・『食』・『住』って人間が生活していく上で大切な事って知ってはるでしょ?その中でも『食』が一番重要なんですよ。近藤さんは一日3回ごはん食べはるでしょ?一日3回服を着替えますか?」
近藤:「なるほど!・・・って、あぶないあぶない納得してしまいそうになりましたよ!回数の問題なんですか?・・・私としては仕事柄ですね『住』が一番大切やと締めくくりたいのですが・・・」
部長:「・・・・」
近藤:「どうしたんですか?平木部長?」
部長:「・・・『住』で締めくくりたかったの?・・・』
近藤:「はい・・・」
部長:「・・・最初から話をやり直そうか?」
近藤:「・・・もう結構です!!」
部長:「・・・話しを変えて『日本の伝統』について話そうか?」
近藤:「えっ!そんなんできるんですか?」
次回へつづく・・・・
奈村工務店では、美味しく旬の味覚を楽しんでいただける“邸”をご提案させて頂いております。
山手ヒルズ美濃山モデルハウス第三弾!3号地「APELO」です
前回のブログでご紹介させて頂きました「間・編」のつづきの長話しにお付き合い下さいませ・・・・。
平木部長:談
「春は木々の枝々一面に咲き誇る見事な桜の花を見てその美しさに『感動』する花見(梅・桜)という風習は日本全国で見られますよね。夏は夜の涼しさを楽しむ花火、秋は紅葉を楽しむ紅葉狩り、冬は厳しい寒さの中でも雪見障子から見る雪景色を楽しむ等々・・・日本では四季を楽しむ文化があるんですよね。四季にはそれぞれの『旬の味覚』がありまして 春は竹の子、夏は鱧(はも)、秋は松茸、冬は南瓜(かぼちゃ)・大根・蟹(カニ)。
正月は『御節(おせち)』に『お雑煮(おぞうに)』。最近では『御節(おせち)料理』を作る家庭が少なくなったと聞きますが『お雑煮(おぞうに)』は作って食べるという家庭はそう少なくないんですよね。住む場所(地域地方)により『お雑煮』の種類・味・入れる具材が違うのも『お雑煮』の特徴なんですね。味噌(白味噌・赤味噌)、餅だま、あんころ餅、焼き餅を入れる等々・・。」
近藤:「うちは白味噌ですよ。やっぱり京都に近いからですかね?平木部長の家は?」
部長:「うちとこは合わせ味噌ですわ。ちなみにお正月に『お雑煮』の味で、しばしば夫婦喧嘩にもなる家庭も多いらしいですよ(出身地ちがうため)。」
近藤:「そう言えば、我家もありました。えっ何でそんなん入れるの?みたいな。」
部長:「例えば、京都のお雑煮は白味噌・かしら芋・金時ニンジンです。地域地方によって旬の具材や特産物を工夫して料理してるんですね。人が生活(生きていく)していく為には、『食べる事』が原点なんですよ。最初は、ただ食べるだけから、『旬を美味しく味わう』味覚を良くする工夫して食べるに変化してきたわけですよ。例として、料理の色合い→器をかえる→器に逢うテーブル→テーブルに逢う部屋→建物(生活・食文化にあった建物)を考える=その地域地方に合った家屋を造る。
日本料理は和風料亭、洋風料理は洋風のレストラン、イタリア料理はイタリア風のレストラン、インド料理はインド風、建物は食文化によって特徴付けされてきたとも言えるんですよ。」
近藤:「食べ物と建物・・・ひらがなで書くと似てますけど(笑)・・こじ付けのように思うんですけど・・・」
部長:「何を言うてるんですか!」「特に日本ではこれが密接に関連してくるんですよ。例としては、米を食べる(稲作)→わらで屋根を造る→縄をつくる→合掌つくりにこの縄で柱や梁を固定するのに使う、などなど建築部材として使われてきたものは「食」と関連しているんです。(世界遺産・白川郷の合掌造りの家)
その結果が現在の日本家屋の『プロトデザイン』の要因の一つとなってきたと思うんですよ。もちろん気候風土も重要な一因にあるのは当然ですが・・・・。もっと昔の話しをしましょうか?人は食べるため→火を使う→入れ物に土器を使う→土器→焼き物技術の発達→瓦を屋根材として使ってるでしょ? 稲作→定住→食糧保管用の倉庫→高床式→住居→丈夫な住居→工夫→建材技術の発達(貝殻→稲のわら・・)。=全て『食』が原点なんです。どうですか?これでもこじ付けやと言うんですか?」
近藤:「何だか判ったような~、判らないような~」
部長:「まだそんな事言うてるんですか!」「いいですか、『衣』・『食』・『住』って人間が生活していく上で大切な事って知ってはるでしょ?その中でも『食』が一番重要なんですよ。近藤さんは一日3回ごはん食べはるでしょ?一日3回服を着替えますか?」
近藤:「なるほど!・・・って、あぶないあぶない納得してしまいそうになりましたよ!回数の問題なんですか?・・・私としては仕事柄ですね『住』が一番大切やと締めくくりたいのですが・・・」
部長:「・・・・」
近藤:「どうしたんですか?平木部長?」
部長:「・・・『住』で締めくくりたかったの?・・・』
近藤:「はい・・・」
部長:「・・・最初から話をやり直そうか?」
近藤:「・・・もう結構です!!」
部長:「・・・話しを変えて『日本の伝統』について話そうか?」
近藤:「えっ!そんなんできるんですか?」
次回へつづく・・・・
奈村工務店では、美味しく旬の味覚を楽しんでいただける“邸”をご提案させて頂いております。
山手ヒルズ美濃山モデルハウス第三弾!3号地「APELO」です
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