ななほし日記

在庫4冊から始まったネット古本屋日記。
明日はどっちだ?!

好きなタイプ

2013年11月17日 | 本!
だいぶいい年になってきて、好きなタイプは?と聞かれるようなこともあまりなくなってきたけれど、
ふと見たブログで好きな作家のタイプのついて語っているものがあって
なんとなく自分も考えてみました。

小学校~高校くらいまではにSFやファンタジーが好きで、
それもシリーズになっているようなものや、オースン・スコットカードみたいながっつり長編を書くような作家が好きだった。
小学校の図書室にハインラインがかなり揃ってて全部読んだのに綺麗さっぱり内容は覚えてない^^;

折々カッコつけたくて、文芸作品も齧ってみたりしたもののこれといったハマりはなし。

宮澤賢治をどのジャンルに置くのか微妙な気がするけど、
そういえばこの方の文章はかなりタイプかもしれない。

自筆原稿みると編集者が気の毒になるような難読文字&推敲だらけだったけど(笑)
かなり小さい頃に家にあった筑摩の全集を読んでみたりしたことがあって、
その頃は旧仮名遣いなんて知らないから「けふのうちに」をきょうのうちに、と読むのが分からず
そのまま「けふのうちに」って読んでた。
なんか変わった文章だなーなんて思ってたけど、
なんとなく意味は通じたし、なんとなく言葉の響きが綺麗だと感じておりました。
(文脈から「なんとなく」推測して読んでしまう癖はここらから発生していたモヨウ。
だいたい合っている時と、何か大いなる勘違いをしている時とがあるw)

そう言えば中学生の頃になぜかサガンのブームがあった。これは最近また読み返してみると
なんで好きだったのかさっぱり分からない。。

今一番好きな文章のタイプは小川洋子。
静かで知的な雰囲気で、ひんやりとした感じが憧れ。
これはないものねだり的なことかしらw

小野不由美のみっちり(ややねっちり?)詰まった感じの文章も、十二国記に限っては結構好き。
新作長編を早く読みたいでございます。

気がつくと最近は女性作家のものを読むことが多くなってきたなー。
ファンタジーも女性作家が俄然元気だと思うのです。

こういう「タイプ」、またもう少し年をとったらまた変わってくるのかしらん。

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