びっくりして出てみると、愛猫ななが大変なことになっているらしい。
気が狂ったように口の中に手を突っ込み血まみれになりながら泣きさけんで、今やっと落ち着いたところだという。
死ぬかと思うぐらいの狂態だったらしい。
夕方私が家に帰ると、まだ元気なくダレ～っと寝ている。
娘からの報告で、朝リビングに歯のようなものが落ちていて、ななの歯のようなので昨夜の狂態はこのせいかもしれない・・・・と。
とりあえず動物病院へ。
「ほらここの歯がぬけてるわ。」っと口の中を見せてもらうと、歯が抜けた後の大きな穴が歯茎にぽっかり開いている。
「すっと抜けなかったんで、気持ち悪くて手を突っ込んでいたんでしょう。」
もう１７歳の熟猫なので、大きな牙もすでに一本抜けているし（でもそれは誰も知らないまますんなり抜けたようで、ふと口の中を見ると歯が無くなっていた。）
２年ほど前も口に変なものがついて口臭がすると娘が言うので病院で診ていただいたら、奥歯がただれたようになっていて抜歯して頂いた。
今回も残っている奥歯を見て、「これももう歯とは言えないね～、もう年齢やから仕方ないね～」と言われました。
「元気に餌を食べてたらしんぱいないです、食べないようならまた連れてきなさい。」
ってことで、栄養剤やら抗生物質（かってな見立てですが）何かを注射してもらって無事帰宅。
今は餌も食べダラダラ過ごしている。
元気がないと言えばそう見えるけど、この暑さじゃ猫もしんどいよね～、まして老齢の身には３階まで走り回りっていう方が可愛そう。
でもこの頃は、時たま思い出したようにしていた猛ダッシュを見てないです。
暑さのせいかな？年のせいかな？
明日は久しぶりに後ろから追いかけまわしてみましょうか？
ななちゃ～ん、元気出して～。
