多分なにもない日

3つの否定。

最近暗めな話が続いてすいません。
うーん、もしかしたら2月病ですかね。

これを話していいのか、、すごく悩んだのですが、、

統合失調症の方々と接する機会が多い頃に、統合失調症の方々から、割と「親ブロック」された話を耳にします。

「親ブロック」とは、
○子供に失敗させたらいけない
○子供が傷ついてはいけない
○子供を守る
という気持ちが強く出てしまい、本人の意思を否定し、過保護、可干渉になってしまうご両親様のことを、私が「親ブロック」と名付けています。

子供の意思をどこまで許容して良いのか、どこまで子供のお世話をして良いのか、、難しいところではありますよね。。


例えば、私の見聞きした中で、下記の行動をしたご両親がいらっしゃいます。

○本人の自立心に関わる意思の否定。
(ご両親から離れたい意思を否定等)

○本人の挑戦、成長に関わる意思の否定。
(失敗するからやめとき!恋愛するな!別れろ!等)

○周囲のサポートの拒否、周囲のアドバイスに対する反発。
(福祉に関する情報共有の拒否、第三者の意見に反発等)

上2つの行動に関しては、ご両親は色々考えての行動なのかもしれません。
私は第三者の目線で話しているので、断定的な事を言える立場ではありませんが、出来る事なら本人と、焦らずゆっくり話し合い、お互いの妥協案を見つけることも可能ではないかと考えています。

ただ、最後の周囲のサポートやアドバイスの拒否(ご両親だけで何とかしようとする行動)は、将来、親亡き後の子の生活について、ご両親はちゃんと考えているのか、少し疑問に感じるところではあります。。



色々と話しましたが、やはり私は、第三者の目線でしか話が出来ないので、統合失調症本人と暮らす、ご両親の立場からすれば、私が間違ったことを言っている可能性もあると、頭の隅で意識しながら話しています。

繊細な問題なので、何が正解は分からないですが、ご両親、ご家族だけで抱え込まず、統合失調症の本人のためにも、積極的に福祉の情報を知ること、福祉サポートや周囲のサポートに手を伸ばしてほしいと願っています。

私も義理の家族に統合失調症の方がいますが、将来「私が面倒見る!」という考えは全くないです。
近所の方々、ケアマネさんや先生などの周囲のサポート、ヘルパーや施設などの福祉のサポートを活用しながら、自分を犠牲にしない生き方をするつもりです。


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