としあけ

また新しい一年がはじまりました。

もう年明けはただただおそろしく、
死にいっぽ近づいたそら寒さでぞっとするばかりです。

年賀状に一言書き添えるようなめでたいことも
まったくなくなってしまったので
年賀状なんてもう出せません。

こどものころは大人になったら
たくさんの年賀状をやりとりするものだと
思っていましたが……。
普通に生きるというのはわたしには無理でした。

周りが死なないうちに、痛みも苦しみもなく、
寝ている間に死んでいたいものです。