疑わしい
↓
開けてみたらもう見るからに悪性
↓
検査では悪性っぽい
↓
悪性だとしても等級はかなり低そう
↓
悪性じゃないっぽい
という段階を経たわたしのしこり。
それが……とうとう!
ほぼなんでもない という結果が出ました。
骨肉腫は忘れられたガンと呼ばれ、
あんまり研究がすすんでいないそうです。
いっときは四肢にできたら、切断するのが常だったとか。
身体機能に関わらない部位で、全身が死ぬくらいなら
切ってしまったほうがいいんじゃないかとも
うっすら考えたほどでしたが、やはり怖かったです。
でも手術後しばらくしてから、
急にしこりが小さくなって、なぜだかそのまま消えました。
医師もびっくりするくらいの変化だったようです。
不信心者ですが、神様や仏様やご先祖様やおじいちゃんが
なにがしかの力をあたえてくれたのでしょうか。
いろいろなものに感謝です。
変化がないなら来なくてだいじょうぶと言われたし、
病院は卒業です。
……また別の件で行かなくてはいけなくなりましたけど、でも。
――わたし、今なら信じられる。奇跡は、あるんだよ