わからない人にはわからないような適当なたとえだと、
神道とは『友情百合モノ』です。
『かわいい女の子たちがキャッキャウフフしている……
尊い……尊い……神性を感じる……!』
として、人を神に押し上げて、
愛でるルール、崇拝するルールを作り、あがめます。
一方、仏教は、『ガチムチの男色モノ』です。
「さあ、お前も男色に染まるんだよォ!」
と人を巻き込みます。
さらには、
『百合モノなんて、ガチ男色の男を、少女に置き換えただけだよ。
百合モノの根底にあるのはガチ男色さ』
なんて言い出したわけです。
これを、『神仏習合』『本地垂迹』と言います。
この説が通ってしまったせいで、
日本の神道はもう、ほんとうにめちゃくちゃに
なってしまいました。
日本の神なんて全部フィクションで、
ガチ男色の男が女性になっただけのもの、
という扱いが定着してしまったのです。
これを変えたのが明治で、
「百合が男色の置き換えだとか冗談じゃない」
「百合の間に男がはさまるとかふざけるな」
と言って、二つを分離しました。
これを『神仏分離令』と言います。
これにより、百合モノ、神道は力を取り戻したのですが……
そこで代表アイドルを作ってしまったことで、
また別のゆがんだ力が発生してしまい、
戦争の旗印が生まれてしまったのでした。
宗教はいつでも怖いものですね。