直列☆ちょこれいつ

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Amazon Echoを使ってみました

2019年08月31日 | ちょこのひとかけ


ちょっとセッティングに手間取りましたが
Amazon Echoを使ってみました。

使う前は、何に使うかわからない、と思っていたのですが、
実際使ってみたら、『何に使うかわからない』というものでした。

アマゾンエコーは、大手携帯キャリアを使っているか、
あるいはクレジットカードをアマゾンに登録していて、
月500円程度払い続けても平気という人でなければ、
まともに能力を発揮できません。

わたしは安いキャリアでクレジットカード登録もしていないので、
基本性能の1割くらいしか使えないと思います。

アマゾンエコーで何ができるかと言えば、基本的に、
・声で電話っぽいものをかけて通話する
・声で音楽を再生する
くらいのものです。
……が。何かをしようとするとひとつひとつお金がかかります。

たとえば、アマゾンエコーから、登録端末に通話をしようとすると、
その前に大手キャリアの認証が必要になります。
wifiトランシーバーのような動作をさせようとしても、
その前には大手キャリアの認証です。
わたしは安いキャリアなので使えませんでした。
もし大手キャリアだったら、家のエコーに求めると、
出先の指定携帯を呼び出して会話できるっぽいです。

またたとえば、音楽再生ですが。
これは、有料サービスに入っていると、その内容を再生できます。
アマゾンエコーにもおためしのアマゾン曲配信無料がついてきたのですが、
聞いてみようとしたら、その前にクレジットカード登録が必要と
出てきて試せませんでした。
別に銀行引き落としとか、アマゾンカード登録でいいんじゃないかと
思いますが、登録解除面倒で、ずっと払い続けるのを
目標としている……んですかねえ。


スピーカーだけのアマゾンエコーだと、
画面が見えなくてかなり使いづらいです。

使う前は、スマート家電だというので、テレビのチャンネル変えたり
音量上下したり、いやな番組が映ったときは
リモコンを使わずに声ですぐミュートにできたりが
可能なのではないかと思っていましたが、
リモコン装置は追加で7000円くらいするものでした。
それなら普通に手でリモコン操作したほうがいいので、
わたしは使えませんでした。

あとは、音声でもできることがすくないのが微妙です。
たとえば、「ここから立川駅」などと言っても、
距離などは一切教えてくれません。
「意味がわかりません。ごめんなさい」
のような反応で終わりです。

正直これなら、安いスマートフォン本体を買って、
ドックに立てておいて、「オッケーグーグル」で
スマートフォン機能呼び出したほうがよっぽどわかりやすく役に立ちます。
調べたいものがあったら声で検索して、残りの検索画面もでます。
グーグルなら声で電話も、場合によってはメールも打てますし。
気になったらスマートフォン本体を持って出かけることもできます。


わたしにはまったく使いようのないアマゾンエコーですが、
あえて使い道を考えるならば。

お金がいっぱいあって、家族がいて、
各部屋にアマゾンエコーを配置できるなら、
内線を使わなくても、呼びかけモードで全部屋いっせいに、
ごはんができた、など呼び出すことができます。

ほかには、有料サービスに入っていた場合、
お風呂の外においておけば、手を触れずとも音楽を再生したり
ラジオをかけたりできます。
陶芸中とか料理中とか、手を洗ったりぬぐったりがめんどくさいとき
声だけで音楽を再生したりラジオをかけたりできるのも
便利なのかもしれません。

せめてメモリーカードを差し込んで、
中の音楽など再生できるようになれば、
ドライブ中に楽しめるような気がしました。
または、スマートフォンにかかってきた電話を
声だけで受けて話せるとかでも、便利だったかもしれません。

とりあえず今は、声でタイマーをかけられるのが
多少使えるかな、とは思いますが……
これも普通にスマートフォンでできますしねえ。


一度使ってみたいとは思っていたものの……
まさかスマートフォンの音声操作機能以下だったとは。
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