ずんだ茶寮のお菓子、『ずんだ餅ぷち』です。
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あらびきの枝豆を甘く味付けしたものの中に
ちいさな丸いお餅が入ったものです。
イメージとしては、串だんごのおだんごを
ひとつずつもいで、ずんだあんのなかに
いれたような感じです。
豆の味はすごくします。ただ、それが強すぎて
豆を食べているだけのような気もします。
脇役が主張しすぎて主役がめだたないような感じがしました。
お店の名前からしてずんだ茶寮というからには、
ずんだがメインなのでしょうけど、
わたしはこういうお菓子はおだんごのほうがメインだと思います。
それが逆転しているのは、
たとえばごはんにのりの佃煮をかけて食べるところを、
お茶碗いっぱいののりの佃煮のうえに
ごはんをちょっとのせてたべているような、
やるせない気分になりました。
悪くはありませんが、たいしたことない感じです。
ちょくちょく枝豆のお菓子ありますけど、あいます?
やっぱ枝豆っていうとそのまま食べる、おつまみという印象が強いです。
あんこも豆の加工品なので、
基本の考え方としては、緑色になっただけの
あんこと思って差し支えは無いです。
たとえばうぐいすあんなどの
親戚みたいなものですね。
たとえばところてんなんかも
甘くして黒蜜で食べるところもありますし、
すっぱいのをむせながら食べるところもあります。
すっぱい食べ方で慣れた人が、甘いのを食べると
違和を感じるとおもいますし、
枝豆もそういうものだと思います。
たぶん、あまい枝豆を食べなれていない人は
しょっぱい味付けの方がおちつくと思います。