直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

同人本:古代神道が語る邪馬台国3巻

2021年04月19日 | 自作本
古い神道関連で古い地名を調べていたら
由来や語源がわかるものが結構あっておもしろく
夢中で集めて検討してしまいました。

結果は結構な分量になった上に終わりが見えなかったので
とりあえずきりのいいところでまとめなおし、同人誌にしてみました。

九州や沖縄付近では、『バル・ハル・バリ』といった音を持つ地名が
多数存在していますが、この言葉はどういう意味を持つのか
どういう揺らぎを起こすのか、といったものも説明します。

たとえば、
『今治(いまばり)』
『平原(ひらばる)』
『上の原(うえのはる)』
などです。

ほかにも、
日本全域に、『スク・サカ・サス・サキ』といった音を持つ地名が
多数存在していますが、この言葉はどういう意味を持つのか、
どういう揺らぎを起こすのか、といったものも説明します。

たとえば、
『宿毛(すくも)』
『埼玉(さきたま)』
『高崎(たかさき)』
などです。

それから、日本にぼちぼちと見られる『和泉』地名の読み方。
古い言葉を知らない人は『和』は無声音だと言っているかと思いますが
そんなことはないのです。
きちんと音があって、意味もあります。

そういった神名辺学的研究成果をまとめたのが、下。


地名の由来本

内容の小見出しは以下。

●yiv揺らぎ『yim(今)』とバリ
●『バリ』の多様性 1 バリ・バル・ハル
●『バリ』の多様性 1のおまけ話
●『バリ』の多様性 2 マリ
●『バリ』の多様性 3 マル
●yiv揺らぎ『tyiv』と埼玉
●居留地『suk』の揺らぎ 1 高崎
●居留地『suk』の揺らぎ 2 武蔵
●yiv揺らぎ『myiv』
●yiv揺らぎ『kyiv』
●yiv揺らぎ 終端vがnになる形
●yiv揺らぎ『yin』
●kyivの揺らぎと紀氏
●居留地と日本人の苗字
●居留地の揺らぎとアイヌ
●居留地の揺らぎと沖縄
●居留地名称の仮説
●kyinの揺らぎと宿毛
●suk系揺らぎ
●『suk』揺らぎの『sum』系統
●sum地 和泉
●suk揺らぎ『sik』
●居留地系『城』
●居住地の概念

内容としては、
 今治の語源と由来
 伊万里の語源と由来
 埼玉の語源と由来
 高崎の語源と由来
 宿毛の語源と由来
 武蔵の語源と由来
 琉球の城(ぐすく)の語源と由来
 金武の語源と由来
 喜屋武の語源と由来
 日本人の苗字 鈴木・佐々木・佐藤の語源と由来
 紀氏関連の話
などを述べます。

ものすごい時間かけて調べたものを
かなりの時間かけてまとめているので
古代語由来の地名などに興味があれば、ぜひ見てみてください。

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