現在、ハロウィンといえばカボチャのランプですが
もともとはカブを使っていたということをごぞんじでしょうか。
それがなぜカボチャになったかといえば……
カボチャがないころの古い言葉では、
カブを彫ったものは
『カッブ・オー・チャンタム』(かぶの明かり)と
呼んでいました。
それが、カボチャが国外から入って育てられるようになると、
『カッブ・オー・チャンタム』
↓
『カッブォチャんタム』
↓
『カボチャのランタン』
と勘違いされてしまったのが原因なのだそうです。
カブからカブォチャへ。
言葉にはその痕跡がいまだ残ります。
(参照:民明書房『ハロウィンと野菜』河歩 知夜 著)