父が仕事でも使える家族共用のパソコンが欲しいと言い出しました。
それならぼちぼちと調べて、いいのを買おうと思っていたら
すぐ欲しいとのことだったので、あわてて見定めることになりました。
とりあえずはわたしのメインマシン程度のスペックがあれば充分だろうと
中古を見てみることにします。
本体だけ、1万円もあれば買えるでしょう。
と思ったのですが、考えてみれば別の場所にあるものをKVMで切り替える
というわけにはいきません。
別途でせめてモニタは買う必要があります。
そこで本体とセットのものを見ていくと、
1万5千円もせずに本体と液晶ディスプレイが売っていました。
スペックを見ても、CPUはわたしのより上で、
追加すればわたしのもの以上になるようです。
でもだいたいがわたしのマシン以上になって
逆に選びようがなかったのでどうしようかと考えていたら、
出ているのは大体がHP製品です。
HPと言えば独自規格で何度か痛い目にあっているので、
今回はやめました。
ほかのメーカーでも、BIOSを改造してあったり
独自規格を積んだりしているところはやめておくのが無難でしょう。
あとは、ちょっと使ってみたいのでPCI Expressが使えるもの、
将来性のあるSATAが使えるものと見ていって、
その中で一番安いものにしてみました。
大体1万4千円で、OSはプリインストールです。
OSディスクもついていればよかったのですが、
企業の払い下げ品だと単品の正規OSディスクはつかないみたいで残念。
注文したあと、グラフィックボードでPCI Express x1を見てみたところ、
x1 なんてほとんどないことに気づいて愕然としました。
前に見て安かったのは x1 でなく、x16 だったようです。
あわてて注文変更ができないかと調べているうちに
注文確定メールが来てしまい、選びなおしはできなくなりました。
でもがっかりしながらマザーボードなどを調べていたら、
スロットは埋まっているものの、PCI Express x16が
ついている、というような文も見つけました。
詳しく調べてみると、本当についていてほっとします。
そこで、x16 用のグラフィックボードなどを、
別の通販サイトで買うことにしました。
いまどきAGPだと逆にお高くなっていますが、
x16用はAGPでは高値だったスペックのものでも
普通に買える値段で出ています。
とりあえずは追加で、x16用のグラフィックボード、
デュアル用のHDD、メモリ1GBを頼みました。
HDDは追加料金で容量アップというのもありましたが、
Cドライブだけ大きくなっても何の意味もありません。
リカバリーを考えるなら、HDDは絶対2ドライブないといけないのです。
メモリは1GBついていましたが、どうせならデュアルチャネル動作を考えて
もう1枚積んでおきたいところです。
そんな3品で1万円。
もっと適当に使うだけの人なら、追加HDDの6千円で充分です。
0からパソコンをそろえて2万円なんて、いい時代になったものです。
この注文だけでほぼ丸一日使いました。
選ぶのも疲れますが苦労は認められないのがつらいところです。