賀茂の百山
登った山:二十六夜山(310.4m) 基準点名:妻良村 三等三角点
平成30年1月15日 晴 メンバー:e-sin山 k山 I山 I山 M山 所要時間:4時間32分 距離:GPSにて計測=km
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①妻良への峠入口09:17---②吉田峠のお地蔵さん09:25---③305mピーク---④コル---⑤二十六夜山10:35---⑥南へ変針点---
⑦ 尾根勾配きつく南南東へ---⑧遊歩道へ11:22---⑨吉田集落へ11:44---⑩白鳥神社11:58---①出発点へ 12:49 ~ そば処つかさ昼食13:30
その後 ---⑪夫婦岬の方角石14:23
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2018/1/15(月)
新道ができる前の吉田側から妻良へ抜ける入口からスタートします。
その吉田峠で峠のお地蔵様を探しています。
周辺はフウトウカズラに覆われて探すのに数分かかりました。
峠のお地蔵様にご対面
峠から西側へ進み直ぐに南西側へ変針していきます。
子浦、波勝崎方面が見え出しました。
赤ポチは富士山です。
南豆風土誌の山岳誌には二十六夜山でなく旭山と記されています。
このような階段状のものを見てしまうと二十六夜山=祭祀を意識してしまいますが旭山は石切場でしょう。
見てみてといわれて考えました。カタツムリを連想しましたが
フウトウカズラはコショウ科の仲間だそうですがコショウの代わりにはならないそうです。あしからず
赤ポチは、さ~何でしょうか?
ここも祭壇のよう
しかし正体はこれだ 石切場
コル④から60mほど登り込んで二十六夜山の山頂へ、この登り込みが意外ときついんですよ。
その山頂にも石切場があります。
山頂から南西方向⑥まで下って真南⑦まで下っていきますが⑦付近勾配がきつくやや尾根を外し⑧遊歩道へ出ました。
⑧の遊歩道東側へ⑨へ吉田集落へ出てきました。
この石積みの石は、先ほど見た石切場から切り出されたものでしょう。
白鳥神社はまさしく旭山周辺から切り出された石でしょう。
白鳥神社入口には樹齢800年の県指定天然記念物のビャク杉がお迎えしてくれます。
800年前から吉田浜の悲喜交交を見てきたのでしょうか。
その大古老のビャク杉の木肌に手を触れ気を分けてもらいました
神社の柱頭部に飾られた獅子と象の彫刻で両獅子は笑っています。
向かって左側
右側
中央は龍です。
鳥居を潜った左側の大岩は伊豆半島沖地震の落石らしい。ビックリぽん
吉田集落から①へ歩いているときに見つけた人面岩・・・多分ですが偶然のものでなく誰かが彫ったものでしょう。
その先の山斜面で見つけた不思議な果実、柑橘系でしょうが金柑ではありませんでした。
昼食は「つかさ庵」にてカツ丼+蕎麦 美味しかったです。
その後、夫婦岬に設置されていた
方角石と風の神が祀られている碑を見学して二十六夜山ハイクを終了します。
※夫婦岬(妻良の日和山)の由来 (出典:海の東海道 社団法人 静岡県建築士会)
風の凪いだ日には漁師の妻2~3人が組になってこの岬に立ち、はるか沖合より来る船の合図{陸近くして無風となった船はマネ(合図の物)
を上げ引き船を頼んだ}を見付け、妻良の浜で待機している夫のもとへ、合図の赤い腰巻きを棹につけて上げた。
これを合図に夫達は六丁櫓建ての船2艘にて出掛けて行くのである。この引船料がその日の糧となった。
夫婦協力したこの岬はいつしか夫婦岬と呼ばれるようになった。
今、テレビを見ていたら大雪の東京が映し出されていましたが早く帰ってきてよかったです。
天城山も真っ白になっているんだろうな!
先ずは南伊豆町で一番高い「青野山」でしょうか。
でもその前に八丁池であれでしょうか。