日本百名山
登った山:十勝岳(2077m)
平成28年7月21日(木) 天候:晴・霧 メンバー:単独 所要時間:4時間52分 距離:11.9km
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①吹上温泉白銀荘04:37---②九條武子の歌碑05:05---③望岳台からの登山道合流05:33---④避難小屋05:40
---⑤スリバチ火口06:30---⑥グランド火口---⑦十勝岳直下06:48---⑧十勝岳の肩07:03---⑨十勝岳07:15
---④避難小屋08:59---③白銀荘分岐09:22---⑩望岳台09:35
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①白銀荘を出発
テント場広場上に十勝岳登山口があります。
十勝岳の火山噴火吹上温泉観測局と記されていました。
噴火年表を見ますと1989年に小噴火を起こしているようです。
②の九條武子の歌碑周辺から見た北西側の山並み
前十勝岳の大正河口付近では今もモクモクと白煙を上げているのが下から見えています。
④十勝岳避難小屋脇を通って
真東に沢を横断し東南の尾根を昭和火口目指して登って行きます。
まさしく火山の山です。
⑤1700mほど登りあがってきますと南南東方向に十勝岳山頂が見えだしました。
十勝岳直下⑦のスリバチ火口を通過する時、肩までどのように登って行くのかと思っていましたがこの山裾を直登して行きます。
肩に上がってからは霧が晴れたりかかったりしていましたが、明るくなって来ているので天候はどんどんよくなってきそうですが、
⑨山頂は風強くとても寒いです。
羽毛ジャケットとライトウインドパーかを着こみ、暫しの空中パノラマの風景を楽しみました。
向こうに見えている山は昨日登った富良野岳や上富良野岳です。
北東に広がるなだらかな火山灰の山、左側雲に隠れている山は美瑛岳
境山方面の山並み
濃い緑と茶褐色の山肌に残雪、流れる霧を見ながらの空中パノラマの風景
十勝岳は時たま噴火を繰り返す山なので基準点にはならず、三角点が設置されていません。
山頂から北東に見える山が美瑛岳で、その奥に見えている山は18日に登った旭岳です。
残雪の残る十勝岳の山肌 ⑦付近から見上げる。
左側が美瑛岳で、右側のギザギザの鋸状の山稜裏に登山道が付いているようです。
トドのようにも見える十勝岳
霧がかかると道迷いしそうな広い広い山稜を下って行きます。
旭岳にかかっていた雲がだいぶ取れてきました。
今度はスリバチ火口を右に見ながら望岳台へと下って行きます。
上りでは山頂に霧がかかっていましたが、下山時はご覧のように青空の十勝岳でした。
黒いスコリアの山稜を越えて行きます。
黒いスコリアのピークを越えると眼下には緑の大地が広がっています。
ゴジラの尻尾のような黒いものは溶岩が流れて固まったものでしょう。
十勝岳避難小屋から北西方向に真っすぐ下って望岳台へ
その後、観光組と合流し”吹上の湯で温泉に浸かり iga山 特製の素麺を食し北海道の登山を終えました。
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