日本百名山 静岡の百山
平成26年7月27日(日) 単独 天気:一時晴その後曇って雨と強風 所要時間:9時間55分 距離:GPSにて計測≒14.9km
【登った山】 百間平 赤石岳(3013m) 一等三角点設置 小赤石岳(2978.3m) 荒川中岳(3083.7m) 三等三角点設置
荒川東岳=悪沢岳(3141m) 丸山(3032m) 千枚岳(2880.3m) 三等三角点設置
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百間洞山の家05:20---百間平06:17---2827m06:46---赤石岳07:52---小赤石岳08:36---大聖寺平09:17---
荒川小屋09:44---お花畑通過10:51---荒川中岳11:33---荒川東岳12:59---千枚岳14:11---二軒小屋分岐14:41
---千枚小屋15:15
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3日目のlog
百間平から見た富士山です。
中盛丸山の均衡がとれた円錐形の山が霧に隠れて顔を出してくれませんでした。
雲の流れがとても速く、赤石岳から先が思いやられそうです~。
聖岳は見え隠れしていますが、兎岳から大沢岳の稜線は顔を出してくれません。
百間平から見る中盛丸山が好きなんですがね。
モワモワって霧が流れて行きます。
さ~赤石岳まで、ひと踏ん張りです。
若者達が力強く降りてきます。
赤石岳の避難小屋が見えてきましたが、稜線上は風が強烈に吹きまくっているようです。
風が強く赤石岳避難小屋、初めて寄りました。南アルプス(雷鳥と山小屋の巻)で紹介したとおりです。
その後、一等三角点の設置されている赤石岳の最高地点に立ちましたが、風がゴ~ゴ~ッとうなり声をあげ続けています。
富士山横、笊ヶ岳上の島は伊豆半島でしょうよ。
お~一等三角点を囲っていますコンクリートの土台があらわになっていますよ。
赤石岳の一等三角点大丈夫か!
頑張って下さいませ。
強風が吹き荒れていますが小赤石方面からは登山者がひっきりなし登ってきていますよ。
この風では赤石岳大倉尾根を下山して行く人が多いんだろうな。
稜線上に赤石小屋が見えています。
その分岐のコルから振り返って赤石岳を望む。でか~~!
本日は富士山山頂も吹きまくっているんだろうな~。
小赤石岳へ前進あるのみです。
でもって、まだまだ余裕ですよ。
雲が更にざわめきだしてきましたよ。
大聖寺平では吹き飛ばされるかと思いましたよ。
ここは風の通り道なんだそうです。
荒川小屋では千枚岳から来た方々の風情報を聞きまして、といっても単独の女性もいるんでなんとかなるでしょうということですが
風はどんどん強くなって来ているようです。
荒川中岳手前の登りではフェンスに囲まれたこのようなお花畑が出現し(出入り口は手動のドアあり)
いっとき風からの恐怖心を和ませてくれました。
行くしかありませんよ。
しかし、荒川避難小屋手前ではどうしようか迷いましたがね。
この辺は風下に登山道があるので一息入れながら前進しますが、目の前に薄っすらと見えるピークを登るのかと思うと・・・
また大粒の雨までが降ってまいりまして心がくじけそうになりますが、上下合羽を着まして麦藁帽子が飛ばされないようにきつく固定しまして
真っ白な暗闇空間を進んでいきます。
岩稜地帯をなんとか登り悪沢岳へ到着しました。
千枚岳へ至る岩稜地帯も慎重に登り降りしやってまいりました。千枚岳へ!
風を避け遅い昼食をとりまして、真っ白な霧の中を進んでいきますが、赤いマーキングが無かったら即道迷いしてしまうような平面地帯を
マーキングを探しながら進みます。白峰南嶺の通過が甦ってきました。あの時は、マーキングでなくケルンでしたが。
この千枚岳から荒川三山は、以前二軒小屋から登った時も風雨で何も見えませんでしたっけね。
そして、高山避難小屋では強烈な島田さんに初めて御対面したりで、思い出が甦ってきま~す。
森林限界内に入るととても安心しますよ。
千枚小屋のテント場にはキツネがいるらしいよ。
千枚小屋周辺は午前中雨が降っていたそうですが、ご覧のようにテン場良い感じでテントを張ることができました。
最初良いテント場だなと思いテントを張っていたら、すぐ傍の巨木枯れていてこの地点に移動して来たのです。
その後、残ったウイスキーを水で超薄目に割りチーズを肴に飲みまして、味噌ラーメン一丁で締めくくりました。
もうすっかり飽きた~。
この分では富士の千代味噌ラーメンは止めよっと!
南アルプス最終編に続く
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