同一方向の尾根筋
以前、バラ谷の頭目指して山犬の段から入山した時のことですが⑤の鋸山を過ぎたころから霧がかかり始め周囲は霧に閉ざされてしまた時のことです。
出発時はこの様な天候で、
鋸山通過頃から
霧がかかり始めたのでした。(心象の低下)
鋸山を通過後①の尾根付近だろうということで①にコンパスを当て尾根を確認したところピタリとコンパスの方向が合ったのでした。
実際は①の尾根よりも先にある②の尾根だったのです。
ピッタリ合ったので確信を持って進み、その日はタイムアップで③付近でテン泊したのでした。
風のことを考え東側斜面にテントを張る。
テントを張り食事を済ませ、その後爆睡で朝を迎えました。天候は晴れ!テントを撤収し②方向へ前進するもこの尾根は下方へと下り始めていきます。
変だなと感じ周囲を観察すると、後方に稜線を発見し外していることに気が付きリカバリしたことがありました。
周囲の見通しがよければ間違いはすぐに修正されていたのですが、同方向の尾根筋よく間違うことがあります。
リカバリ後、分岐点にはマーキングテープや赤ペンが多数付けられていました。
道迷いは、その時々の心象(疲れていたこと。霧がかかり真っ白で不安だったこと。時間切れまじかだったこと。)にもあります。