伊豆(南豆のやま)

主に伊豆の山や静岡県内の山々を紹介。「静岡の百山」完登、「賀茂の百山」選定、「海抜0m~天城山~海抜0m」百登完登

耐寒訓練

2017年01月15日 16時54分23秒 | 晴山雨読

 

2017.01.14~15

西高東低の冬型天気図で天城山系風が強そうですが、本日午後より耐寒訓練(今冬一の寒波)に出かけてきました。

標高1300m付近で-12.1°c 風速15.0m/s 

ゲート前の土場に車を止め

この45㍑ザックは冬場のテン泊では容量が小さすぎで、パッキングに苦労しました。

テント、シュラフ、エアーマット等を撤収する時、寒さで手がかじかんでしまいコンパクトに収納することが出来なく膨れ上がってしまった。

→そんな訳で45㍑ザックでは膨れ上がった分を収めるのにも苦労したのでした。

今回赤まる囲い防寒手袋を持参していったのですがインナー手袋を忘れ細かい作業をするのに苦労した。

目指すは目の前に見えているコブ山

先日降った雪は解けず固まった状態であったので歩きやすかった。

このツララでウイスキーの水割り飲んだら美味しいかも

片瀬峠、雪は固まっているので踏み抜くことはありません。

で、サクサクって氷の上を歩く時に耳に入る音が心地よかった。

天気図から等高線の間隔がつまっていたので風が強いかなと思っていたが山頂の風はそれほどでもなく少し安心

テント設営にあたり手袋なしでの作業は手が痛く、細かい作業が思うように行かずインナー手袋を忘れたことを後悔した。

そんな訳で、フライシートを張るのを止めたし、ペグもめんどくさく感じ四隅に埋め込んだだけであった。

そのペグを撤収する時、凍りついていて意外と利いていた。

鍋焼きを温めようとしたところアルミ容器が詰め込み過ぎの為、穴が開いてしまっておりポタポタと漏れ出し急遽コッヘルに入れ替えた。

鍋焼きうどんを口にした頃には、少し余裕が出てきて本も出したりし10ページほど読んだが手がしびれて閉じてしまった。

体が温まる鍋焼きうどんは美味しかったな。(土鍋を持参しようかと考えていたのでしたが)

一時パチパチと音がするほど雪が降って来たが2、30分程で止み、その後月明かりがとても明るかった。

ピンボケだけど伊豆市の街灯り

足袋にホッカイロをいれるととてもホカホカで暖かい。

思ったよりも結露せず。

テント内に入れておいた水容器の蓋が凍りついてしまい開けられなかった。(ガスコンロで温めて開けた)

1本のペットボトルだけはシュラフに入れて置いたので凍らなかったが冬山では要注意だ。

うっかり外に出していたペットボトルの水はすっかり凍りついてしまっていた。

温度計が無く何度か分からなかったが1300m付近の15日09:00の温度は-12.1℃ 多分それ以上に下がっていたと思う。

帰りは戸塚尾根を下ることにした。

鹿の足跡だろうか?

戸塚尾根を下り林道に抜けてからは道伝いに歩き

出発点のゲート前土場へ戻った。

帰宅後、湿ったシュラフ等を乾かす。

①シュラフカバー ②テント ③エアーマット ④冬用シュラフ ⑤夏用シュラフ

①+④+⑤+ホッカイロで防寒対策は完璧であった。

足形ホッカイロと足袋

帰宅後、容器内の水は完全に凍っていた。

今回いつも使っていた登山靴はソールがすり減っていたので

先日購入した登山靴を履いて行ったがグリップ力があり軽アイゼンを付けることはなかった。

今回の冬山入門では色々なことを学んだが、寒いのは全ての動作が鈍くなるな~。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天城山/大人の休日(H29/1... | トップ | 万三郎岳(陽が沈み朝陽が昇る) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

晴山雨読」カテゴリの最新記事